見出し画像

新穂高〜雲ノ平〜薬師岳〜立山室堂縦走

初めてのアルプス単独縦走をしてきたので完走した感想。

パッキングはこんな感じ。水抜きで9kg台。食料は3泊4日と予備込み。

計画は初日に新穂高から雲ノ平。
2日目に五色ヶ原。3日目に、足伸ばして元気があれば立山3山歩いて剣沢キャンプに行きたかった。

HC85系家族的にはホットな車両

今回も安定の定時終わり即移動。休日は金曜日の退勤後にすぐ始まるが座右の銘です。知らんけど。
無事に高山に入り3000円で寝れるゲストハウスに転がり込み、深夜に何故か起きていた謎の外国人バックパッカーと遭遇しつつ無事に朝を迎えた。
しっかり横になって4時間寝るだけで全然違う。

意外と人がいない新穂高温泉に若干焦る枝。

高山からのバスは4人しか乗らず驚きの空気輸送だった。ゲストハウスの人もそんな並ばないですとか言うてたのは本当だった模様。
ストレスなく新穂高までは移動。

青空はあれば綺麗な景色になりそうなポイント
青空があれば映えそう
渡渉が多いので、浄水器があれば水には困らない。
多分綺麗であろう景色。
キリがなれば綺麗であろう。
白すぎて絶望しつつ。
爆風の双六山荘キャンプ場。
普通にどんなテントでも貼る方向間違えると一瞬でやらかしそうな風だった。

あまりに風が強すぎて若干俺は、テント泊できるのかと怯えつつ三叉まで行けばなんとか…と考え進む。途中であったお姉様に稜線行ったら、えげつないと教えられ、完全に中腹ルートを使い風を回避して三俣山荘に向かう。

三叉山荘 キャンプ場もハイマツ林の中で防風度が高い。
シチューが美味しいと途中でしゃべったお兄様に教えられ、ここでキャンプするか揺らぐ。
ここまではまあ普通の道だった。ここからの登りがやらしい。ロンピー苦手の濡れた滑りやすい岩が多くキレキレになっていった。(今回歩いてエリアは池沼部が多くそんな感じの状況が多かった)
若干のデレでだいぶ機嫌が良くなった
良く見る雲ノ平山荘を遠目から見る構図
風にビビってハイマツ裏を選んだが微妙だった。
地面の下に水が流れているのか底冷え感があった。エスケープビビィがなかったら死んでいた()

普通に雲ノ平は聞いていた通りいいところだった。だがキャンプ場は結構路面濡れてる系なので、小屋泊もいいかもね(遠いし)。
今回の寄った小屋は大体優しい人しかおらず、怖めの電話をしてるチャンニーはいなかったです。クラフトビール買えばよかった。

雲ノ平スイス庭園
お花もよかったです。

2日目は雲ノ平山荘にトイレダッシュ。
テント場のトイレはワイルドな噂が多いのでなんとなく。
この後の薬師沢への下りでオールアウト。
滑る濡れた岩、歩きにくい。ズルズルコースタイムが落ちる。一体このコースタイムはどこのゴリラが歩いたタイムだ。()

雲ノ平に向かう道は、川を渡渉するエキサイティングな体験だったがここは橋があった。
薬師沢はお水も無料でよかったです。ここで予定より1時間遅れる。昨日はちゃめちゃに歩いた脚が痛みだし、絶望感。
ここで巻き返すと息巻くも巻き返せず死にそうになってる図。
普通に気持ちがいい稜線
薬師岳めちゃくちゃ寒い。
トレランニキノースリーブで登ってたけど、頭も雲の水滴ついてめっちゃ寒いです。言うてた。
ここもお花が
稜線歩き気持ちいいね。
度々雪渓が現れたが軽アイゼン履いたほうがいいってところは1箇所だけだった。渡ってから履けばよかったと思ったけど()
晴れてたら最高そうよね
急な岩陵帯で岩登りして聞いてない感じ。北薬師岳、ルートは面白い。

結果としてツルツル下りと聞いてない岩陵トラバースで1時間遅れはそのままでした。スゴ乗越小屋に着いたタイミングで悩みながらポカリを入れて一回は出発。ただ、その後降雨に当たり退散しました。

オシャテントが際立つ。
かなり静かなキャンプ場で、まだ蚊のシーズンじゃないのでぐっすり寝れました。(夏は蚊が多いらしい)
カレーが美味しいらしいので食べたい。
夕焼け。最高。
夏の夜空をちゃんと見れたのは大きい。
天の川すげーってなった。
朝焼け。優勝。

晩御飯後にロキソニンと朝ごはん後にロキソニンを投与したおかげで脚が軽い。オーナーの8枚貼るロキソニンには敵わないけど。
次の小屋まで標準で4-5時間かかりそれまで沢もなく水場もないため水はしっかり用意を。

昨日抜けた山々。縦走最終日晴れるとこうやって後で確認できるの嬉しい。
神経使うトラバースが多かったです(トラバース言いたいだけ)
何の花かわからんけど綺麗


写真撮ってくれてお姉様に色々教えていただきビック感謝。
ずっと最高の景色
ちゃんと岩登りしました。
ハシゴが多いし鎖掴むしかないのもあって腕パンパン
本格雪渓
1箇所だけ穴になってて怖すぎた。
今日はもう立山三山行かないのですぐ寄れる龍王岳に寄ってピーク実績だけ集める。
立山室堂方面を一の越から見る。雪山の時と大違い。

一の越まで来ると、もう観光地立山感。
舗装された道を歩いて、上高地に帰ってきた勇者感と同じ感じがする。

振り返りとしては、前半裏銀座付近は歩きやすいコースで晴れているともっと気持ちがいいコースだろうと思う。
雲ノ平は黒部源流を名乗るだけあって簡単に辿り着けない(そもそも1日で着こうとするのがあかん)
稜線コースは岩場の連続でなかなかテント泊装備ではペースが出なかったので、1倍より早いペースは厳しいと言う学びを得たな…。
出費は相当大きいものの、ソロ縦走の自己判断とテント泊の楽しみ、ソロ山行の人とのコミュニケーションも面白かった。


臨時休会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?