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「匿名ラジオイベント ~ワイワイはっぴぃトークショー~」DVD感想: 2022年12月25日

ARuFaさんとダ・ヴィンチ・恐山さんによるラジオ、『匿名ラジオ』のリアルイベント。のDVDが出た!
私が匿名ラジオを知ったのはこのイベントの後だったので、円盤がないイベントに行けなかったなんて…と静かにくちびるをかんでいたわけだ。それが、ちゃんとDVDになった!めでたい!もちろん発売日に買った。発売前のプロモーションも完璧でした。

まずこの動画冒頭のDVD予告編が良い。本編見たあとに見ると「そうそう!そこだよね!」感がすごくある。そして動画後半の全力aikoの『花火』はDVDに収録されておらずこの動画でしか見られないので、何度も見に来てしまう。ので貼っておきました。ARuFaさんの異常な歌のうまさに毎回ウケる。こんなこと会社員がやってるの本当最高。

本編は言わずもがな良かったのだけど、中でもイベントのオープニング映像が良かった。音楽はARuFaさん、映像は電気バチさんだそうだ。ゴチャゴチャのテクスチャーが音楽と相まってすんごいオシャレ。私は少ししかわからなかったけど、使われている画像にはラジオのネタがちりばめられていてすごく愛を感じたし(つまりリスナーであるお客さんへのサービス精神ということ!)、ボイパにあわせた最後の『開始します』「と・く・め・い・ラ・ジ・オ」までの一連の流れは、MC登場までのワクワク感を倍増させる味付け。ARuFaさんの才能と電気バチさんの愛情を濃い目で炊き込んだ珠玉の一品だと思う。電気バチさん、予告編の編集もやっていたと知って俄然好きになってしまった。この映像に関しては己の才能に震えてもいいんじゃないのか。

さらに特典映像のメイキングまで見終えたら、今度は永田さんも大好きになった。二人のイベントの成功を祈って目を潤ませている姿にグッときてしまう。
MCの二人は副音声で「何もすることがないのに永田さんが一番緊張していた」なんて笑っていたけど、自分たちの大一番ってときに、そんなふうに自分たちより緊張してくれるような人と一緒に仕事ができてるなんて、最高じゃないですか。そういうことに結構大きめの喜びを感じるタイプのオタクです。

照れがあるので周りのことばかり書いてしまったけど、一番楽しみにしていた恐山さんの歌も聴けました。『ちょうどあいす』のハモりと『冬の花火』。う〜〜まい!音程バッチリだしガツっと声量もある!だけど言葉の発音は紛れもなく恐山さんだー!
ARuFaさん曰く「恐山の歌はアツい」とのこと、本っ当にその通りで、上手い以上の不思議な熱量があった。恐山さんがこの仕事に真剣に向き合って頑張った履歴が、歌声の中に全部込められてるみたいで胸を打つんです。だってARuFaさんが歌うまいんだから、それに対して恐山さんの歌はふにゃふにゃだ〜みたいな展開でも良かったはずなのに。2回聴いただけで、ステージを下から見守る永田さんみたいな顔になっちゃった。
あとなんか「もったいなくて何回も聴けない」という謎の症状が出た。感情に身体がついてこなくてしばらく時間をおく必要を感じている。ちょっと冬の花火だけは後日落ち着いて感想を書きたい。この新鮮な感情に慣れてたまるか…。

(追記:書きました。)


もうさ、適当にバカやってるように見せかけて全部全部真面目なんだよなこの二人は。どんな企画に対しても。詰め込んだネタの一つ一つがリスナーへの愛だ。二人してこれを超えることはないんじゃないかとまで言えるイベントができたって、本当凄いことですよ。

私は音声や動画のコンテンツ鑑賞が遅いほうなので、匿名ラジオはまだ全体の5分の1も聴けていない。オープニングで出てきたネタも、これからたくさん拾い集めることができるんだろうな。こんな幸せなことがあるか?
遅ればせながらすぎたけど、今から匿ラのファンでもいいですか。いいよ。

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