私の憧れの大人/18冊目 住野よる 『麦本三歩の好きなもの』 幻冬社
始めに
見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。
気づかない間にフォロワーさんが200人を超えていました。いつも応援してくださっている方、ありがとうございます!これからも精進したいと思います!
最近、寒くなってきましたね。本日は、冬至だとか。かぼちゃを食べて、柚子湯で温まってください。
本日は、住野よるさんの『麦本三歩の好きなもの』を紹介したいと思います。
住野よるさんの言葉遊びが随所に散りばめられていて、読んでいてとっても楽しい本です。
本日も、少々お付き合いください。
キュートでドジ
この本は、麦本三歩が主人公の短編集です。
この三歩が、とても抜けていて、それでいて愛らしいのです。
食べることが好きで、散歩の帰りに鯛焼きを買ったり、ブルボンのお菓子をこよなく愛していたり。
三歩という名前に影響されたのか、三歩は散歩が好きです。というか、歩くことそのものが好きらしいです。本人曰く、
だそうです。
三歩のお仕事
大学の図書館で働いている三歩。
床にある段ボールにつまづいてコーヒーを机に撒き散らしたり、クラウチングスタートの姿勢を取って動いたら、三歩の足に大学の先生が引っかかって転んでしまったり。
お察しの通り、三歩は仕事が出来ません。そこまで言い切ってしまうと言い過ぎかもしれませんが、怒られていることは多いです。
それでも、先輩達から愛されています。“怖い先輩”と“優しい先輩”と、“おかしな先輩”と怒られつつ和気藹々と仕事をしています。
何気ない
この本の1番の魅力は、この「ゆるさ」だと思います。三歩がいわゆる「主人公」みたいな、暑苦しさがない。ゆるー、だらー、へへ。そんな感じです。
どんなに嫌なことがあっても、基本的には何か口に放り込めば機嫌が直ります。
自分で機嫌を取るのが上手です、三歩は。
暑苦しくなくてゆるく、フラットで、日々を精一杯楽しんでいる。
だから、私は三歩に憧れるのだと思います。
終わりに
この本、続編が出ていて、そっちも発売されてすぐに買いました。三歩のことが良く分かり、情報もアップデートされて面白かったです。良ければ、続編も手に取ってみてください。
どうでしたでしょうか。
少しでも、魅力が伝われば幸いです。
あなたにとって、この本がお気に入りの1冊に仲間入りしていただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。
あなたのおすすめの本、次に紹介する本の予想、この記事の感想などありましたら、ぜひコメントをください。待っています!
見てくださって、ありがとうございました。
また、木曜日にお会いしましょう。
えだまめでした。
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次に紹介する本のヒントは
日本のある地域の本屋がいっぱい乗った本(本と呼ぶのか?)
です。
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