友情喪失の減価償却
気が付いたらA氏(10年近い付き合いがあり、その他の友人を交えグループで交流していた)との友情が失われていた。
A氏のインスタグラムにおいて、毎年参加していた周年パーティに呼ばれていなかった事実を発見したのである。
毎年、A氏主導で友人と連名の祝花を花屋の僕が作っていて送り届けていた。
しかし、今年のパーティの日、A氏はインスタグラムのストーリーに、製造元不明の友人たちの名を連ねた祝花を贈るシーンをアップしていた。
それを目撃した僕の寂寥感は想像できるだろう。
そして、氏が僕