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「こんな狂ったものをマジに取るなんてマジで狂ってんのか?」という風潮についての詩

ポリティカルコレクトネスを詰め込むだけ詰め込んだ頭でっかちは、とりあえずは重力の法則に順って一枚岩にヘッドバットかましてやれば良い。
さすれば皆、宇宙空間に放り出されて窒息死する。そこからが本番。

宇宙空間における空中戦が始まった。地に足のつかないゼロ・グラヴィティですれ違う二人。頬を赤らめて、ロマンティックな信仰告白。それはきっと素敵な煽り愛。傷つけ合うのか傷の舐め合いなのか。見当もつかない文体の絡み合いはもはや淫ら。

仮性の保守や神聖の保守が、保守むき出しみたいな顔してキーワードバトルに勤しもうと差し込む穴を探してる。おお、あわれなスケープゴート。具合が似ているからと言って、またいつものように捌け口に使われている。

象牙の塔に貫かれて死んでしまうとは情けない。
密猟者たちは自分たちの罪を棚に仕舞い、代わりに取り出した無関係を装う。女から男へ、男から女へ、翻る被害と加害の椅子取りゲームは、いつだってかわいそうな象を置き去りにする。

国家がらみの粉飾を命がけで隠蔽する大きな声はいつしかテロリズムと合流。切羽詰まれば隣国のミサイルが都合良く発射される。そういう仕掛け、と、いった感じのデマゴーク。
形而上学的な意味での火の海とリアルな火の海の違いが最近わからない。デジタル情報への変換は炎から熱を奪う。気づけば時すでに遅しの大惨事。指先のクリックで人が死ぬ。そしてまた貴重な酸素供給源が奪われた。地球温暖化は止まらない。こんな結果になるとは思わなかったとの供述。そして、とんちんかんな警察・検察機構はイタチごっこを、もとい独り遊びを始める。口先ばかりの責任と中身のない正義感の感そしてそれに続く謝り方の作法。

見てくれに騙される感情の渦に溺れて本日二度目の窒息。
なのに死なない。人間、簡単に死なない。そうやって生存のバイヤスばかり高め続ける人類。ため息の二酸化炭素でさらに気温上昇する地球がヤバい。そんなこんなで、来年、息つく間もなく東京にオリンピックがやって来る。

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