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私の生き方|摂食障害を克服した今、思うこと

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摂食障害は生き方の病気。生き方に正解がないからこそ、一人の人間としての歩みを語ります
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記事一覧

ルッキズムの取材に答えたら、自分軸を持たない生き方の話になった

今年の夏、カウンセリングの卒業生から、取材の依頼が届いた。 ・改めて簡単な自己紹介をお願…

生きる目的はないけど、死ねない理由はある

もう2024年も後半戦だなんて 時の流れの速さにびっくりしています... 昨年の7月に息子を産ん…

子連れ在宅ワーカー、旅行のために1週間仕事をゼロにしたら

私は2017年からオンラインでカウンセリングを行なっています。 対面ではなくオンラインなので…

理不尽でも。摂食障害で失った現実をうけいれると、心が育ちはじめた

低体重から回復してくると、 ・学校を休んでいた分、学力が遅れている現実 ・休んでいた分、…

摂食障害を治すことも、今のままでいるのも、どちらも苦しい。では、希望の光はどこ?

食べることから逃れられない苦しみ摂食障害は「依存症」と 例えられることが多いけど、 他の依…

ピンチって、本当にチャンスなの?過食嘔吐でどん底だったとき、なぜ回復しようと思え…

私はよく、 「ピンチはチャンスだよ」 「どん底に落ちたら、あとは上がるだけだから大丈夫」 …

摂食障害を克服しても、家族に対する複雑な気持ちは残ることもある

私は、摂食障害は家族の問題だと思っています。 家族の中で一番優しく、弱い立場の人が摂食障害になることで、初めて「家族の居心地の悪さに向きあう」という場面に何度も立ち会ってきました。 そして、それはかつて摂食障害を10年経験した私にも言えることです。 私は16歳で摂食障害になって、自分の家族が「居心地の悪いものであった」という自覚をしました。 それまでは、自分は何不自由なく育ててもらい、親に感謝すらしなければならないと思って生きてきました。 でも、蓋を開けてみると、感情

人生第3ステージへ!摂食克服後はメンタル最強になる?

はい、みなさんに報告しなければ・・・と思いつつ、3ヶ月ほど過ぎようとしています。 実は現…

摂食障害克服後のマイルール

「摂食障害克服後、マイルールってありますか?」 という質問をいただいたので、今日は私のマ…

学歴、友達、痩せた体。すべてを失ったからこそ、自分の人生を歩もうと思えた話

私は、心のままに生きられるになりました。 そう思えるようになったのは、回復の過程で「直感…

カウンセラーは本業。でも、他の仕事もする生き方とは

「茜さんは、カウンセラーが本業ですか?」 と聞かれたことがあります。 私は「カウンセラー…

感情に蓋をして、自由になれた副産物

今日は摂食障害さんは「感情表現ができるようになって、やっと回復するよ」というお話をします…