しゃっくりはサイン


スーパーに買い物に行った時に急にしゃっくりが出てきた。
なかなか止まらないので、いったんベンチに座って対策を調べてみた。

思えば小さい頃からよく急にしゃっくりが出る体質だった。
母に教えられて、ごはん白米や砂糖を噛まずに飲み込んだりすると不思議とすぐ止まっていた。
ただこの対策は調べても出てこなかったので我が家独特の方法なのだろうか。
けっこう即効性があったのだが。

ここには米粒も砂糖もないから他の方法を調べるしかない。

しゃっくりとは
横隔膜が痙攣した時に起こる現象で、原因は喫煙、寝不足、ストレスなどが考えられるらしい。

今の私は特に大きなストレスもないし別に寝不足でもないし、タバコも吸ったことがない。
はて…?と首をかしげながら、ひとまず見つけた簡単な方法、息を止めて水を飲んでみた。
何度も飲んでみるが止まらない。

別の対策、息を20秒以上止めるとあったのでやってみた。
最初は息を止めていてもしゃっくりが出てきてゲホゲホしたが、30秒ほどやり続けると出なくなってきて完全に止まった。

息を止める作戦大成功である。


止まったら、なぜしゃっくりが急に出たのかが気になってきた。
喫煙、寝不足以外で当てはまりそうなことと言えばストレスだが、果たしてストレス??なんだろう…?

少し前のことを思い返してみてあっと思い至った。

自転車を漕いでスーパーに行き、店内に入ったら外気温よりも店内の温度が高くて、暑い!マスクの中で息も熱い!と感じたのだった。
暑くても我慢できないほどではなかったから、そのまま店内を歩いていたのだ。

それしか思いつかない。
いや、それに違いない。

しかし、こんなことで…??

頭はこんな小さなことでと考えているが、しゃっくりが出始めたということは身体にとっては相当重大なことなのだろう。
ここまで影響があるのかと思い知らされた。
私の身体というのはそこまで繊細であったのだ。

そういえば、某俳優さんは数年しゃっくりが止まらない状態だとか。
ご本人はそれが普通だから心配しないでくださいと仰っていたが、あれは身体に過度のストレスがかかっている状態なのかもと思うと、勝手に心配になってしまう。


ストレスの対処はもちろん、暑い、寒いと少しでも不快感を感じたら、そのサインを蔑ろにせず、もっと身体の声に耳を傾けなければと思わされる出来事だった。

最後まで読んでいただきありがとうございました! あなたのしあわせを願っています♡