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Podcast 越境する感性#08


時代おくれの「生命」観を越えて(後編):
ゲストは シャボットあかね さん



【越境する感性】第8回は、前回につづきオランダ在住の伝説的通訳者(日英・日蘭)、コーディネーター、著述家として活躍されるシャボットあかねさんをお迎えします。オランダ発ポジティヴヘルスとはどんな考え方なのでしょうか。医療、福祉、教育、農業・・・、細切れの制度をつなげていく社会的ムーブメントは、もう日本でも始まっている、というお話。

●人生の終末は自分で考えなければならない
●外国から見ると日本は、武士の切腹や『楢山節考』の国
●いつから日本人は死について語ることを怖れるようになったのか
●死は敗北ではない
●生と死はいつも連動している
●人の健康を細切れに扱う制度を変えていく
●オランダ発ポジティヴヘルスは人間も社会も全体としてとらえる
●医療、福祉、教育、農業…すべてつなげていく社会的ムーブメント
●輸出産業としての農業から市民主導(人々の健康のため)の農業へ
●1970年代のオランダで学んだ気持ちよい時間の過ごし方
●残り物は決して捨てない、最後まで食べる
●資本主義発祥の地オランダに根付く倹約の精神
●夕食はかならず家族そろっていただく暮らし
●軽井沢で始まっているポジティヴヘルスの活動
●今こそ公共精神の復活を
●本人主導のベーシックインカムへの期待


ゲスト:シャボットあかね さん
1947年東京生まれ。父はアメリカ人、母は日本人。国籍はアメリカとオランダ。ワシントン大学およびピュージェットサウンンド大学で修士号取得後、東京教育大学大学院で日本文学研究。1974年からオランダ在住。現在通訳、コーディネート、執筆業。日本語著書に『安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち』(日本評論社、2014)、『自ら死を選ぶ権利―オランダ安楽死のすべて』(徳間書店、1995)、『オランダ暮らし十二カ月』(平凡社、1995)、『オランダからの手紙-私がオランダ人になったわけ』(泰流社、1995)など。近著『オランダ発ポジティヴヘルス:地域包括ケアの未来を拓く』(日本評論社、2018)は、新しい健康のコンセプトのもとに展開するオランダ社会の動きを紹介。


ホスト:紺野 登
多摩大学大学院(経営情報学研究科)教授。エコシスラボ代表、慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授、博士(学術)。一般社団法人Japan Innovation Network(JIN) Chairperson、一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)代表理事。デザイン経営、知識創造経営、目的工学、イノベーション経営などのコンセプトを広める。著書に『構想力の方法論』(日経BP、2018)、『イノベーターになる』(日本経済新聞出版社、2018)、『イノベーション全書』(東洋経済新報社、2020)他、野中郁次郎氏との共著に『知識創造経営のプリンシプル』(東洋経済新報社、2012) など多数。


※2020年10月26日収録
※収録にはビデオ会議サービス「ZOOM」を使用しています



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