【出産編】男の目線でお話しするお父さん志願者にお伝えしたいこと。
X デーは突然に
妻の出産予定日をちょうど1週間過ぎた令和3年6月16日深夜、妻に陣痛がやってきました。前駆陣痛とは違い1時間周期の痛みだったため、本陣痛と判断し産院へ連絡しました。
産院からは「すぐに来てください」との返答。
妻を病院に連れていきましたが、コロナ禍のため一緒に過ごすことができず、私はそのまま家に帰されました。翌日午前10時ごろ電話が鳴りました。
「そろそろ分娩室へ移動するので来てください。慌てなくても大丈夫です。」
車で向かう際中私は「このまま何事もなく立ち会って、あっという間に生まれて、生まれた子供を含めた三人で写真でも撮って、今日は美味しいものでも食べよう。そうだ、あとで記念に今日の新聞でも買っておこう」この後待っている過酷な状況を知らずにのんきなものでありました。
なんやかんや思い巡らしているうちに産院に到着。
そのまま待合室でしばらく待ったのち分娩室へ移動。あれよあれよという間に子供が生まれました。
この辺りの感動とかその辺は割愛します。
取り上げた医者が「母子ともに健康ですよ。あとは止血の処置だけですからね」
と先生が言うのでほっと一安心。
とその時
「ビチャ ビチャッ」
という音と共に床に血がコップ杯2半ほど広がっているのが見えました。
これは出産の現場ではよくあることなのだろうかと不安を抱きつつ、促されるままに待合室へ戻りました。
ここから先は
2,366字
¥ 150
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?