この冬には間に合わない


モデナル社のCOVID-19ワクチンの結果が株を押し上げる
モデナル社は、コロナウイルスワクチンの効果は94.5%としている。投資家は2021年に元の生活に戻ることを期待して株を買う。


ファイザーに続き、モデルナのワクチンも期待が持てる結果が出ました。


すごいことだと思います。


副作用も現時点では少なそうです。

(長期的なことはわからないです)


そして、株が上がった。さらに上がるかもしれない。




だけど、忘れてはいけないことがあります。



この冬には間に合わない、ということです。


ワクチンは今年中にアメリカ国内向けに2000万回分を出荷できるとしていて、来年には世界各地に向けて5億回から10億回分を生産できるとしています。


アメリカでさえ、今年中に、2000万人しか接種できません。


そして、これは早い場合の話です。


遅れると考えるのが普通だし、安全側で考えるべきでしょう。


だから、この冬には間に合わない。


そして、この冬に、とんでもない感染爆発が起きないとも限らない。


仮に、感染を抑制できたとしても、経済は苦しいまま。



最後に、他国の厳しい状況をお伝えします。

スウェーデン政府は16日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、9人以上の集会を禁止すると発表した。地元メディアなどが伝えた。全土のロックダウン(都市封鎖)を避け、他の欧州諸国と比べ緩やかな規制にとどめてきたが、10月末ごろから感染者数は急増。厳しい行動規制を課さない独自路線から一転、規制強化に踏み切らざるを得ない事態となっている。


ドイツのアルトマイヤー経済相は、国民は今後4─5カ月は新型コロナウイルス感染拡大抑制のための厳しい規制を覚悟する必要があり、現在の規制が早期に緩和されると期待すべきでないとの見解を示した。同相は、ビルト紙日曜版に対し、「(感染者数が)峠を越えたわけではない。経済を定期的に動かしたり止めたりするヨーヨー式の閉鎖は無理」と述べた。




ワクチンは本当に必要です。

それでも、この冬には間に合わない。


以上です。







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