リキッドデモクラシー(Liquid democracy)とは?次世代のDAO投票方式をわかりやすく解説!
こんにちは、Daishoです。
今回は、次世代のDAO投票方式「リキッドデモクラシー」について解説します。
このnoteで解決できる課題
リキッドデモクラシーとは何か?がわかる
DAOの投票方式のヒントがわかる
リキッドデモクラシーとは?
一言で言うと「選挙権を他の専門知識がある人に託すことができる投票方式」です。
別名「液体民主主義」と呼ばれたりもします。
この方式では、有権者が自分の投票権を信頼する代理人に委任することができますが、その委任はいつでも撤回することが可能です。
分からない提案は専門家に託す
代理人が自分の意思に反した投票をしたらすぐに委任を取り消す
重要な問題には自分で投票する
これにより、柔軟でより情報に基づいた良い意思決定が可能となります。
どんな課題を解決するのか?
DAOにおけるリキッドデモクラシー(Liquid Democracy)は、今までの中央集権的な意思決定や直接民主制の課題を解決するために生まれました。
具体的には、次のような3つの課題を解決します。
1.意見をたくさん反映できる
ある特定の代表者に権限を集中させるいままでのシステムでは、全ての意見を反映することが難しかったです。
しかし、リキッドデモクラシーでは、信頼できる代理人を柔軟に選べるため、より多様な意見が反映されやすくなります。
2. 自分の関心に合わせて参加できる
直接民主制では、全ての決定に対して全員が常に投票しなければならず、参加の負担が大きかった問題がありました。
リキッドデモクラシーでは、関心のある問題だけに参加し、他の問題は代理人に任せることができるため、参加の柔軟性を提供することができるようになります。
3. 専門知識をフル活用できる
各分野に精通した人に投票権をお願いする(委任する)ことで、より専門的で情報に基づいたより良い意思決定ができます。
まとめ
このようにリキッドデモクラシーでは、選挙権を他の専門知識がある人に託すことができ、反した意見であれば委任の撤回もすぐにできるため、柔軟かつ専門的な情報にも基づいた決定を行う可能性が高まります。
但しリキッドデモクラシーの方式でも、イーサリアム創業者のヴィタリック・ブリテン氏がコイン投票に対して言及している、投票買収攻撃の解決策とはならない可能性が高いです。
今後も、より良い投票方式が生まれることを期待して、みんなでDAOを作っていきましょう。
参考文献
リキッドデモクラシー(Liquid democracy) 関治之のScrapbox https://scrapbox.io/halsk/%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%BC(liquid_democracy)
DAOガバナンスにおけるliquid democracyについて Kingo Iwamoto https://mirror.xyz/0xBe6ADb815e31fd3BD2aA0190Fd1BE652f84CE7Ac/KJIOPGeQi0O-9abtCYVvEcpCKUQCu2pd2zUIV_PYabM
リキッドデモクラシー tkgshn https://scrapbox.io/tkgshn/%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%BC
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