日本の株式市況（12月13日）：日本企業の海外進出（LINE）

①日本の株式市況（12月13日）
②本日の経済指標
③日本企業の海外進出（LINE）

①日本の株式市況（12月13日）

日本市場：続伸
日経平均は213円高の21,816円と続伸し、12月5日以来の高値となりました。NT倍率は13.49でした。売買代金は2.4兆円、空売り比率は42.6%、騰落レシオは92％でした。鉄鋼、金属、海運がアウトパフォームした一方、水産農林、電気ガスがアンダーパフォームしました。空売り比率は海運、銀行が高かった一方、卸売が低めでした。日銀のETF購入はありませんでした。

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②本日の経済指標（12月14日）

8：50　
・（日本）10-12月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
　　　　　前回/19　,　予想/17
22:30
・（米）11月 小売売上高 [前月比]
　　　　　前回/0.8％　,　予想/0.2％
・（米）11月 小売売上高（除自動車） [前月比]
　　　　　前回/0.7％　,　予想/0.2％

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③日本企業の海外進出（LINE)

LINEがタイのカシコン銀行とオンラインバンキング事業を展開
LINEはLINEフィナンシャルアジアとタイのカシコン銀行と合併会社、カシコンLINEを12月11日に設立しました。来年7～12月を目途に送金や個人向けローンを中心に展開する予定です。
LINEは東南アジアを中心にサービスを展開しており、主要4か国（日本・タイ・インドネシア・台湾）の月間アクティブユーザー数は1億6,500万人。内訳は、日本が7,800万人の47％、タイが4,400万人の27％、インドネシアが2,200万人の13％、台湾が2,100万人の13％となっています。地域別売上では日本国内が71％、海外が29％。公式アカウント数、LINEアカウント数共に堅調に推移していますが、日本の人口は1憶2,600万である事に加え人口は減少していますので、日本国内でのアカウント数は数年後にはピークを迎える事が予想できます。その為、東南アジアを中心とした海外展開、新規事業の創出が今後の成長の鍵となるでしょう。

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