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日本の株式市況(12月25日):日本企業の海外進出(大正製薬)

①日本の株式市況(12月25日)
②本日の経済指標
③日本企業の海外進出(大正製薬)


①日本の株式市況(12月25日)

日本市場:続落
25日の日経平均は1,010円安の19,155円と5日続落し、下落率は今年最大、1年8ヶ月ぶりの安値。NT倍率は13.53でした。売買代金は2.6兆円、空売り比率は42%、騰落レシオは65%でした。全業種が売られる中、精密機器、医薬品が得にアンダーパフォームしました。空売り比率は鉄鋼、ゴムが高かった一方、情報通信、その他金融が低めでした。日銀は12月に入り10回目となる703億円のETFを購入しました。

活況銘柄
値上がり率
1:銭高組 / 4,995円: +240(+5.05%)
2:フルテック /1,147円:+50円(+4.56%)
3:養命酒製造 /2,156円:+71円(+3.41%)

値下がり率
1:ワイ・ティー・エル・コーポレーション・バーハッド/21 円: -8円(-27.59%)
2:ティアック /168 円:-33円(-16.42%)
3:川西倉庫/1,009円: -197円(-16.33%)

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②本日の経済指標(12月26日)

8:50
・(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨

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③海外進出(大正製薬)

大正製薬がフランスの医薬品メーカー買収
大正製薬ホールディングスは米BMSの仏子会社UPSAを買収すると発表しました。買収額は約1,800億円。これによりフランス国内だけでなく、東欧、アフリカでの販売網も拡大されます。世界の大衆薬市場は中国を中心としたアジアの中間所得層増加を背景に拡大傾向ですが、新薬開発難度の上昇、研究開発費の高騰が懸念材料です。日本国内では医療保険制度の維持を目的とした医療費削減のための薬価引き下げが続いています。大正製薬に限らず製薬産業全体で大型M&Aが相次いでいますが、これは効率的な経営を迫られている事が1つの要因と言えます。

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