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日本の株式市況(12月14日):日本企業の海外進出(ヤマハ発電機)

①日本の株式市況(12月14日)
②本日の経済指標
③日本企業の海外進出(ヤマハ発電機)


①日本の株式市況(12月14日)

日本市場:反落
日経平均は441円安の21,374円と3日ぶりに反落しました。NT倍率は13.43でした。売買代金は3.1兆円、空売り比率は47%、騰落レシオは82%でした。
電気ガスのみがアウトパフォームした一方、鉱業、精密機器など幅広くアンダーパフォームしました。空売り比率は海運、銀行が高かった一方、水産農林が低めでした。日銀は12月に入って6回目となる703億円のETFを購入しました。

活況銘柄
値上がり率

1:ジャパンディスプレイ / 70円:+18円(+34.62%)
2:ツナグ・ソリューションズ  /  784 円 : +100円(+14.62%)
3:鎌倉新書 /  1,327 円 : +160円(+13.71%)
ジャパンディスプレイは中国のファンドや企業から支援を受けるとの報道を受け買われました。

値下がり率
1:オハラ  /  1,810 円 : -500円(-21.65%)
2:ホシザキ / 7,400 円 : -1,500円(-16.85%)
3:ジェイリース / 386 円 : -72円(-15.72%)
オハラは今期の減益見通しを受け売られました。
*ホシザキは第3四半期報告書を期日の14日までに提出できないとの発表を受け売られました。これにより監理銘柄(確認中)へと指定され、27日までに提出できない場合は整理銘柄指定後に上場廃止となる見込みです。

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②本日の経済指標(12月170日)

19:00
・(ユーロ)11月消費者物価指数[前年同月比]
      前回/2.0% , 予想/2.0%

・(ユーロ)11月消費者物価指数(コア)[前年同月比]
      前回/1.0% , 予想/1.0%


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**③日本企業の海外進出(ヤマハ発電機)

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ヤマハ発動機とGrabが二輪配車事業で業務提携
ヤマハ発電機は東南アジア配車サービス大手のグラブと業務提携に合意したと発表しました。グラブに対して約170億円の出資を実施する見込みです。今回の業務提携により、二輪配車サービス従事者に対して二輪車購入のハードルを下げるスキームを構築すること等を目指します。
グラブは2012年創業、現在ではシンガポールを中心とする8ヵ国でサービスを展開しています。アプリは1憶2,500万以上のダウンロード、ユーザー数は800万以上にのぼり東南アジアでは圧倒的なシェアを誇ります。配車サービス以外にも、フードデリバリー、宅配サービスなど幅広く展開しています。今回の業務提携以外にも、ソフトバンクからは2014年に約280億円、2017年に約850億円、トヨタからは今年6月に約1,100億の出資を受けています。また、今年に入り米UberのUber Eatsを含む全ての東南アジア事業を買収しています。


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