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読書・研究 (学術, 小説, etc)

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読んだ本の紹介をします。経済学、社会科学、日本文学が多いと思います。たまにHow to本も読みます。
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2022年1月の記事一覧

[12]研究を始めてn年、読んだ論文の内容を記録・管理する方法の話

私は論文を様々な媒体で読み、その時やりやすい方法で書き込み、その後論文は放置していた。こ…

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[11]「1%だけ頑張る」を続ける話

「1%だけ頑張る」と聞くと、敷居が低く感じる。 むしろ、人によっては「それは頑張ってない」…

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[10]所有権/財産権と世界の海洋資源の保護(Englander 2019, Nat. Sustain.)

面白い論文があったので、メモをした(ものをここに転載)。 Englander, G. Property rights …

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[9]青年の大成/安岡正篤[読了・感想]

現実逃避モードから抜け出せず、安岡正篤『青年の大成』を読んだ。私の座右の書でもある『学問…

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[5]アイデアのつくり方(1988)/ジェームス・W・ヤング[読了]

広告界の伝説、ヤング氏の古典的名作の「アイデアのつくり方」を読んだ。本文は約60ページ。キ…

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[8]ソーシャルメディアとメンタルヘルス(SNS↑ → 鬱↑)

ここ数年、SNS(Social Networking Service)(というかTwitter)でやたらと病んでいる人を観…

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[7]実証研究(特に社会科学分野)を行う能力をどうやって身につけるか(1/N)

社会科学分野(少なくとも、私が知っている経済学)では、過去20-30年の間で実証研究が主流になってきた。それまでは理論研究(雑に言うと、紙と鉛筆で定理を書く)が主流だった。科学技術の進歩により、データが蓄積され、そのデータを分析するツールとマシンが進化し、その相互作用が学術研究の姿も変えたのだと理解している。 私が学部生だった頃と比べ(年齢がバレるため年代は非公開)、最近は理論だけでなくソフトウェアの使い方や推定方法が説明されている書籍が多く出版されている。 私の意見では

[4]国際開発と人工知能・機械学習(USAIDのReport)

USAID(United States Agency for International Development、アメリカ合衆国国際開発庁)が…

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