初心者向け実践FX講座2022.3(2)

トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。

今週のピックアップニュース：2022年3月4日　北京パラリンピック開会式開催

https://www.parasports.or.jp/paralympic/beijing2022/

３月４日夜、北京パラリンピックの開会式が行われました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシアパラリンピック委員会とベラルーシの選手の出場を認めないという決定がなされたパラリンピック。
国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長のスピーチも平和を訴える内容となりました。
１０日間に渡るこの大会。
アルペンスキーやクロスカントリースキーでは日本人選手も金メダルを獲得し、大会後半にも期待が集まっています。

FXコラム：2月の企業物価指数オイルショック後で最大に

2月の企業物価指数が前の年の同じ月と比べて9.3％上昇し、第2次オイルショックの影響が残っていた1981年以降で最大となりました。
この物価の上昇は、ウクライナ情勢の緊張が高まり、産油国のロシアからの供給が停滞するとの見方が広がって、石油製品などが値上がりしたほか、電力価格も値上がりしていることが主な要因といわれています。
ロシアの軍事侵攻は今も続いており、今後の物価の上昇も懸念されています。
物価の変動は為替レートにも大きく影響を与えるので注視しておきましょう。

FXの基礎知識：トレンドを知らせる「Parabolic（パラボリック）SAR」

パラボリックSARは、RSI・ADXなど沢山のテクニカル指標を考案したJ・W・ワイルダー氏により開発されました。
ローソク足の上下にドットが描画されて、トレンドの開始から衰退・転換までが分かり易いトレンド系インジケーターです。
パラボリック（Parabolic）は「放物線」の意味で、SARとは「Stop And Reverse」の略で、ローソク足の上下に現れるドットのことになります。
ドットがローソク足の上にあるか、下にあるかの2通りでトレンドを知らせるインジケーターです。
ただし、トレンド追随型の指標ですので、レンジ相場では役に立たないことが多いです。
また、パラメーターの設定でダマシに遭いづらい設定にも出来ますが、反応が遅くなるというデメリットもあります。
MACDなどのインジケーターと組み合わせることでカバーできるのでおすすめです。

詳しい活用方法はこちらの記事を参考にしてくださいね。
→ドットでトレンドの開始・衰退・転換期がわかるParabolic（パラボリック）SAR
https://wp.me/paAhJs-Vy

FX用語解説：強含み（つよぶくみ）

相場が上昇傾向にあることを意味する言葉です。
強気、ブルとも言います。
逆に下降傾向の相場は弱含み、弱気、ベアとなりますので、あわせて覚えておきましょう。

FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね！
→FX用語集　
https://apple.co/2JMLHPI
→ウェブ版はこちら　
https://ecoledefx.xyz/words/

読者からの質問コーナー：Q．デモトレードではうまくいくのに本番になると失敗するのはどうしてでしょうか

FXの鉄則は、感情的にならずにルールにそって行動することです。
デモの際にはこの鉄則通り冷静にトレードができたとしても、実際にお金が増える減るという局面ではどうしても「もう少しやればもっと上がるのでは」「このままポジションを持ち続ければ損失を取り戻せるのでは」と感情に左右されがちです。
ここがデモトレードと本番との大きな違いとなります。
また、相場は常に動いているため、デモで成功したのと同じようにやっても本番で成功するとは限りません。
また逆も然り。
デモトレードは操作方法を学ぶためと割り切り、少ない額でも本番でトレードしてみることが、トレードに慣れるには早いでしょう。

来週の注目経済イベント

3月15日(火) 米 FOMC ～16日、鉱工業生産、豪 RBA理事会議事要旨、英 失業率（ILO基準）
3月16日(水) 米 小売売上高、日 通関ベース貿易収支
3月17日(木) 米 鉱工業生産・住宅着工・許可件数、英 BOE金融政策発表、日 日銀金融政策決定会合 ～18日、豪 雇用統計
3月18日(金) 米 中古住宅販売件数、欧 貿易収支、日 消費者物価指数

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→FXニュース速報まとめ　
https://apple.co/2UFv6Pb

編集後記

東日本大震災から今日で11年が経ちました。
今もなお行方不明者の捜索は続き、原発処理水などの問題も残っています。
私達にできることの一つが、こうした被災地の現状を知り、できる支援が何かを考えることです。
世界の平和とともに、さらなる復興を願う日にしていきたいと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。