2023年を駆け抜けろ

 大晦日である。帰省して実家でのんびりしている。

 実家で面倒くさがる愛犬を連れて散歩に行ったり、ぶっ続けで仕事をする妹を台所に連れてきてココアを淹れてもらったり、お風呂に入ったり出たりしている。ちなみに妹の仕事は終わり、納品まで完了したらしい。イラストレーターは大変だ。

 今日で2023年が終わる。思えば今年は本当に色々あった。

 色んなことがキャパオーバーになり、腕を刻みながら大学へ行き、研究をし、院試を受け、自宅のベランダから飛び降りたくて飛び降りたくなくて泣き、ODをして前後不覚になり、毎晩今日寝たらもう二度と目覚めませんようにと祈った。そんなどうしようもないことを2ヶ月ほど繰り返し、どうせ死ぬならフランス留学してから死のうと思った。

 そうして旅立った先でも色々あって、ステイファミリーが嫌いすぎて100回くらいぶん殴ってやろうかと思ったし、1000回くらいもう無理だと思った。でもフランスでやりたいことを精一杯やって生きている人たちと出会って、私はやっぱり文章を書きたいと改めて思えた。

 進学先は決まってるけど、正直修士も2年で取れる気がしない。未だに人生に迷ってるけど、とりあえずレールを敷けているだけまだマシだ。少なくとも高校卒業後のようにニートではない。

 私は私が見てきた人たちのように、どこかで自ら命を絶つことになると思う。もしかしたらそれは、事故かもしれないけど。死ぬならちゃんと死にたい。それまでは、きちんと生きていたい。

 2024年は迎えられそうだ。私が死ぬまで、よろしくお願いしますね。

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