【朗読】紫式部日記50 童女御覧⑸
禎
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【童女御覧】の最後の部分。五節過ぎの寂寥の日々。
「何ばかりの耳とどむることもなかりつる日ごろなれど、五節過ぎぬと思ふ内裏わたりのけはひ、うちつけにさうさうざうしきを巳の日の夜の調楽は、げにをかしかりけり。若やかなる殿上人など、いかに名残つれづれならむ。」
「何ばかりの耳とどむることもなかりつる日ごろなれど、五節過ぎぬと思ふ内裏わたりのけはひ、うちつけにさうさうざうしきを巳の日の夜の調楽は、げにをかしかりけり。若やかなる殿上人など、いかに名残つれづれならむ。」