魔法のウマ娘達 制作秘話


初めに

最近魔法のウマ娘達という二次創作小説を書きました。
このことについて語ろうかと思います。

海外ではよく、馬を始めユニコーンとかペガサスをモチーフにした子供向けファンタジー作品が多いです。有名どこだとMLPがありますが、私が知っている日本でマイナーな作品ならトレーディングカードの「bella sara」(今ではサ終していりこともあってグッズは何も持ってないですが...)や「magic ponies」という小説(フランス語版もありますが現文の英語版しか読んでません)などがあります。しがない女子大生が未だに子供向けのこう言ったものを愛好しているわけでありますw

馬をモチーフにしているウマ娘にもこういった冒険ファンタジー的な作品があったっていいじゃないか!って思ったことがきっかけです。

かなり久しぶりのウマ娘小説で、例のごとくカフェとタキオンが出てきます。フジちゃんはちょっとだけです。

もし気力があれば話の続き書こうかなと思ってます。
前述のmagic poniesを参考に、メインとなるウマ娘達は話ごとに変えて、一緒に旅する人間キャラも違う人にしようかと構想しているところです。

pixivの「魔法のウマ娘」のキャプションからそのまま引用

1.創作のヒント

引用したキャプションにある通り、外国のアニメなどのコンテンツからヒントを得てます。
馬が好きすぎて、ここ数日乗馬を始めたいからお金貯めようかなと思い始めたりするほどですw
この一環で千里馬どころかこの年で子供向けの馬がでるコンテンツを色々調べまくってます。

大学院受験のためTOEICの勉強をしてるんですが、改めてTOEICに感謝。おかげで子供向けの英語小説が普通に読める程度にまできました。

2.ちょっとした批評(批判?)

今回の小説の1番の元ネタになったMagic poniesは、可愛らしいけどちょっと退屈だと思うところがあります。
基本的にMagic poniesシリーズではこんなお決まりの流れがあります。

1.主人公のコメットが、いなくなった妹のディスティニーを探しに人間世界へ出かける。妹は悪い闇の馬(魔法を奪う力を持つ)に狙われているかもしれないため、早く探す必要がある。

2.コメットは魔法の馬、つまりペガサスなので変装ということで回ごとに普通の馬の姿を変える。鹿毛の馬だったりぶちの馬だったり尾花栗毛だったり色々。

コメットとともに妹を探す女の子が登場。コメットの姿同様、女の子も回ごとにキャラが違うが、基本的に乗馬を趣味にしてたり牧場が実家だったりする。

女の子がコメットと出会う。言葉を喋る馬のコメットに驚く女の子。コメットは故郷のことと妹を探していることを簡単に語り、1連のことは誰にも言わないように言う。

女の子がコメットとともに周辺に妹が居ないか探しに出る。この時に女の子はコメットとずっと一緒にいたいと言うが、コメットは「故郷にいる家族の元に帰らないといけないから無理」と言う。道中で女の子は人間の女の子の友達ができる。友達ももちろん乗馬が趣味。

友達と交流を深める。

ちょっとした事件が起きるがすぐ解決。この間あるいは直後にコメットが故郷に帰るために女の子と別れる


と言った感じです。

もちろん少しづつ話は変わりますがお決まりの流れが延々と続きます。と言っても私は4巻までしか買ってないですが、この調子じゃおそらく4巻以降もそうかなと(
全部で8巻出てますが、もうちょっと面白くすれば日本でも発売されて人気が出たんじゃないかという個人的な見解があります。
もっと言えば敵の闇の馬が出てこないんですよなかなか(
4巻まで来て出ないんです。
多分これ、既に妹は闇の馬に捕まってるか、それとも闇の馬は何もしてないのかどっちかとw

もちろんお決まりの展開はあってもいいですが、お決まりの流れががガチガチにありすぎて退屈になるのも問題です。

ここで私は魔法のウマ娘をもし今後シリーズにするなら
magic poniesから由来するお決まりの展開は

・毎回主人公のウマ娘を変える
・そのウマ娘とともに活躍する登場人物も変わる
・ちょっとした事件が起きる

です。
しかしオリジナルのお決まりの展開として

・探す対象になるウマ娘を変える
・物語の最初に主人公ウマ娘と行方不明者になるウマ娘の交流や関係性も簡潔に描く
・人物は毎度同じ立場の人ではなく色んな人にする。女性男性、年齢も関係ない。
・敵の闇のウマ娘が出る。彼女らによって妨害行為が必ず行われる

という要素を付け加え、また、話の繋がりを感じるようにしようかと考えてます。
Magic poniesはシリーズですが、なかなか妹が見つからない割には1話1話ぶつ切りになってる感があり、またゲストキャラである、コメットとともに旅する女の子たち同士で関わりや交流があるなんて展開すら存在しません。
私は人物を今後の話で、関係性や繋がりがあることを示唆する要素も取り入れるつもりです。
要するに現在公開中の小説の中で、カフェとともにタキオンを探しに行った女性ツキは、今後ゲストとして出るであろう人物と関わりがあったり、再登場することがあるということです。

このように自分なりに表現したいことを、もし当作品をシリーズ化させるならば元ネタの作品の要素を受け継ぎながらも問題点を解決できるようにしようと構想しています。

3.表紙

表紙絵に関して。
Magic poniesの表紙では、コメットの姿を描いてます。前述通り何度も回ごとに姿を変えるのでその姿を描いたものということになります。
なので魔法のウマ娘も表紙でも、主人公となるウマ娘の姿を大きく描き、仮に同人誌にするならキラキララメを使用しようかと考えています。色はもちろん、明るく綺麗な感じがいいですよね。
キラキラや色の明るさ、主人公が大きく描かれることはよく見かけるような子供向けファンタジー小説らしい体裁です。

終わりに

まあもし暇と余力があれば、ですが何度もう通り続編を書きたいと思ってます。
ただその前に今はXで、次の主人公と行方不明になるウマ娘を誰にするか投票中なので、それ次第で話は変わります。

ではまたこんど!

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