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And the livin' is easy

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他のクリエイターさんの記事で感銘を受けた記事。ブルース調。
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2024年4月の記事一覧

結論を押し付けてはいけない

約20年、15歳から親しくしていた友人から結婚式ドタキャンのLINEが挙式の2日前に届く。私には、 「ドタキャンするけど、お祝儀払えばよいよね。」 と読めるメッセージに、結婚式に穴を開けることの悲しみを彼女は分かっていないのかと怒りが湧き上がる。抑えられない感情をコントロールするために、この先のやり取りは夫に頼むことにした。 「司会者にもあなたとの思い出エピソードを頼んでいる。プロフィールやエンドロールなども準備しており、困るよ。だから彼女が信頼する相手を代わりの方として呼ん

おこげさんの寺に会いに行った。 ただ名前を呼び続ける。 もう居ないんだなあ、でもまだ居るんだなあ。 また来るよ。

余計なお世話かもしれない

また人を拾った フィクションではなく、実社会で 昨夜、お使いの帰り 徘徊する女性がおり、車道に飛び出しては 猫背の姿勢で遠くを見ている 車を路肩に停めて女性に声をかけてみた 女性は目を丸くし 「探し物がある。見つからない」らしい 懐中電灯も持たず、不自然に感じ 名前を聞いても、よそを向いて歩いていく わたしを無視して空家の庭で右往左往する女性 とりあえず交番へ電話し 警官に引き取ってもらった その前も、晩 黒の上下の軽装で車道に立つ男性を 危うく轢きそうになった 傘を

自分へエールを送る日

◇◆◇ 『感謝』を口にするだけなら、ナンボでも言え 人様へ「感謝しています」 告げたところで、板につかない言葉は上滑り 棲家も食べ物も神さまが与えてくれたのだから 神さまに感謝せよと言われても 神さまはそんなことを望んでいるのか、分からん 感謝は 「わたしは何を希望しているか」 ここを明瞭に自覚しないと得られないと思う 希望している物事を手にして実感でき、満足し 逆に、当然だと思っていた物事が手から離れて 芽生える感情が『感謝』 けして当たり前じゃないから、有り難い