縦スクロールマンガレーベル「バンダナコミック」ってなに?
はじめまして、エコーズ株式会社の芹田(せりた)です。
このnoteでは、エコーズの公式だけど非公式な話題もざっくばらんにお伝えしていきたいと思っています。
さっそくですが、本日プレスリリースを出しました『バンダイナムコグループと事業提携した縦スクロールマンガレーベル「バンダナコミック」ってなに?』を紹介します。
近年、海外市場においてマーケットが急成長している縦スクロールマンガ(Webtoon)市場には、すでに多くの企業が参入していますが、その中で「バンダナコミック」は、どんな特徴のレーベルで、何を目指していくのか、をお話ししていきたいと思います!
どんなレーベルなのか?
「バンダナコミック」は、縦スクロールマンガ発の作品を、バンダイナムコグループが持つ幅広い出口を活用し、国内そして海外にもワールドワイドに展開することを目標に、ファンと深く、広く、複雑につながっていく、縦スクロールマンガレーベルです!
メインターゲットは、全世界の20代男女。主にオリジナル作品を中心に、日本ならではの新しくて、おもしろい作品を、企画・制作・販売していく予定です。
更に、そんな「バンダナコミック」ですが、大きく3つの特徴があります。
特徴①作品は王道ジャンル
1つめの特徴は、注力するジャンルです!
「バンダナコミック」では、「バトルアクション」「アドベンチャー」「ファンタジー」といった、縦スクロールマンガにおける現時点での人気ジャンルでは必ずしもなくとも、これらの王道ジャンルで勝負していきます!
もちろん、これらのジャンルの企画も積極募集していきますので、「王道ジャンルを縦スクロールマンガで描いてみたい!」といった、情熱を持つ作家さんの想いも汲みながら、一緒に制作できるレーベルになっていきたいと思います。
特徴②縦スクマンガ「以外」への展開
2つめの特徴は、制作した縦スクロールマンガ作品は、バンダイナムコグループならではの強みを活かして、マンガだけではなく、その先にあるアニメ化、フィギュアなどの商品化を、日本国内だけでなくグローバルに展開できる可能性が高いことです!
また、制作面においても、アニメやゲームなど、バンダイナムコグループが持つ多種多様なエンターテインメント人材のネットワークを活用して、様々な分野のクリエイターがコラボレーションすることで、今までにない新しい作品作りにも挑戦していきます!!
クリエイターの皆さまと一緒に作った作品が、マンガ以外にも広がっていく可能性を追求していきます!
特徴③業界最高水準の経済条件
3つめは、経済条件です。
今回、縦スクロールマンガレーベルを設立するにあたり、バンダイナムコグループの様々な方々と、1年以上に渡って議論を重ねてきました。
その結果、バンダイナムコグループのかなり偉い方々にも、クリエイターさんに対する私たちの考え方や想いに賛同・理解を得られ、作家さんはもちろんのこと、作品作りに関わっていただける様々なクリエイターの皆さまにも、安心して制作に取り組んでいただける経済条件を設定できることになりました!
今回設立された共同運営する「バンダナコミック」のバンダイ側の事業責任者である、株式会社バンダイ取締役 富樫さまからもメッセージを頂きましたので、紹介します!!!
バンダイ取締役 富樫さんからのメッセージ
クリエイターの皆さまへ
はじめまして、バンダイの富樫と申します。
今回、縦スクロールマンガに参入するにあたり、バンダイナムコでは、世界に広く作品を届けるようにするため、クリエイターの方々が安心して作品制作に没頭していただけるよう、1話あたりの制作費を業界の最高水準に設定し、安定的な収入を保証したうえで、制作に取り組んでいただきたいと考えております。
本来会社として、利益を上げなければならないのは当然なのですが、目標はアニメ化、商品化だと考えておりますので、そこまでは投資としての位置付けと捉えております。縦スクロールマンガだけでの収益性を追わない点は各社と比べてもユニークな点かと思います。
更には、1話あたりの制作費を上げるだけではなく、もちろん、売上に対するロイヤリティも設定し、作品に対するプロモーションにも、レーベルとしてきちんと投資し、企業として、読者に目に触れていただくような努力を行なうことで、結果として、クリエイターの皆さまにお戻しする報酬額が少しでも増えるような努力を重ねていきます。
我々が目指すのは、世界で大ヒットする日本発の縦スクロールマンガです。
収入は、作品を安心して制作するためのものであり、報酬額でクリエイターの方々の心が動くものとは考えておりません。
作り上げた作品が、アニメ化され、商品化され、世界中の読者に喜んでもらうために、皆さまのお力を貸していただければと思います。
是非、一緒にチャレンジしてまいりましょう!
富樫さん、ありがとうございました!!
いやー、熱い、富樫さん、さすがです。
なお、現状「バンダナコミック」の制作費は1話あたり60万円〜80万円を確保しています!
※注:予算に幅がある理由として、作品によっては、コマ数が多い作品やロボット・SFなど作画工数が重い作品、3DCGを多用した作品など、新しい縦スクロールマンガ表現を生み出すためで、追加費用として予算に幅があります。
現在、日本の一般的な縦スクロールマンガの1話あたり制作費が40〜50万円と言われている中で、下限を高く設定することで、安心して制作に取り組んで頂ける水準になっているかと思います。
更に、制作面では様々な業界業種の人材交流により、マンガとアニメを融合したような作り方を目指しており、実際にアニメ制作やWebtoon連載経験のある作家さんからも「エコーズの作品作り体制はかなり面白い!」とのお言葉もあり、参加いただくクリエイターの皆さまにとって様々な刺激に繋がるのでは?と考えています。
エコーズでは、このような強力なパートナーとともに、これから、どんどん面白い作品作りを行なっていきます!
※2023年12月21日にバンダナコミックのサイトをリリースしました!
こちらからぜひご覧ください。
仲間を大募集!!
「バンダナコミック」では、世界大ヒットIPを目指すにあたって、多くの漫画家・クリエイターの方々の力が必須です!
新しい市場だからこそ、世界を目指してより新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。
世界で愛される作品をめざして、面白い作品をぜひ一緒に作っていきませんか?
作品制作に参画頂けるクリエイター、パートナー企業の皆さまからのご応募をお待ちしております!
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