オリンピックと 好きな音楽と 人びとの思いと 私の複雑な気持ちと 知らない人の笑顔と涙と たとえ、段の上からのぞむ人も そうでない人も それぞれの 生きざまがある 私はどうありたかったか 嫉妬心や 優越感や 残念感や 高揚感や 本当に複雑な気持ちが 私の中で渦巻いている こんな形でよかったのか 勘ぐるのもナンセンスだし 感性は色々だし、 表現されたものの価値が 置き去りにされるのも 違う気もする でも、 今回は 日常を送る人びとの 忍耐や我
雨が降っている 昨日の月は幻か 私の涙も 心臓に刺さったトゲも 全て流してくれるのだろうか ただ、確実に 春に咲いた色とりどりの花達は ただただその水を 必要な分だけ飲み込み 明日からの 成長の糧になる そう思わずとも そうなっている 木々は 水気を含ませ 淡い光の中でも その色を光輝かせる そうしようとも思わなくとも そうなっているのだ たとえ、 今その幹が 耐えきれずに倒れたとしても ただ枯れ 他の命の為に ただ満ちるのだ それが本望だ 望む
私たちはどうあればいいのか 全体がどこに向かおうとしているか そこを見ようとすると 不安に押し潰されそうになる その中で 私はどうしていくか 子ども達に どう声をかけていけばいいのか 本当の世界と見えている世界と 誰かの仮定から広がった虚構の世界と それが本当だと思い込んでいる大勢と どれが本当かわからなくなっている人々 それさえも疑問にもたない人々も 目の前の苦しみを抱える人に少しでも心を寄せ 大きな責任をもつ強い人々が 世界の為にわかりやすく、導いてくれる
都会も田舎もどちらも良し悪しもない 都会でも、 軒先の手入れされた植木に癒されることもあるし 田舎でも、 山奥にある産廃の山に辟易することもある それでも 広い空や 澄んだ空気や 水辺や、森の木々 小さなモノ達の存在を感じると 永遠ではなく 全てのものが、命の一部だと 容易に気付く事ができる 白鳥は、国境も知らず 自分の身の置き場を求めて旅をする 地球は静かにそれを見守る 容易に旅が出来なくなった人間は 目の前の世界を 見つめなおし 県境さえ容易に行き来できないけれ
本名ではない、この絵香という名前で、今のところは自分のために、でもどこかで、かすかに世の中と繋がりたいと思いながら、ここで表現していきたいと思います。 現実世界でひと段落を終え、改めて振り返ってみると、私自身のことでまだやり残したことがたくさんある、という思いが強くなりました。 私は今でなら緘黙症と言われてもいいくらい、極度の人見知りの幼少期を送りました。思春期には、積極的にできない自分がいけないと、いつも自分を卑下していました。 それでも、周りの人たちに救われ、それで