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久々の作文

この記事は1003文字です。


職場で事例検討報告会なるものがあります。

各部署の代表者が事例の発表をするもので、

そのための事例報告は、一応全職員対象となっているため

入社2か月の私も参加しました。


仕事を覚えるのが仕事の時期なので

お役に立てていない肩身の狭さがあり、

せめて作文くらいは書かないと…と思っていましたが、

ネガティブな動機だけではありません。


訪問看護というスタイルが初めてです。

経時的に関わった事例は当然ありませんが、

同行訪問させてもらったケースからの学びはあります。

病院の看護と違ったフレッシュな視点から学んだものを

ちょっとかしこまった形式で残しておけるのは

良い機会でした。


形式は一応、「考察」だの「まとめ」だのあるのですが、

私のは感想含む作文、という感じです。

出すことが大事。


病院と地域、医療と福祉との違いには日々発見の連続。

訪問看護師の役割、利用者さんとの関わりから学ぶことも多いです。

すぐに問題を把握して早期に解決しようとするのでなく、

問題点は把握しながらも、

利用者さんや家族の意思決定のために、

あえて解決のための行動を急がない看護

というものを知りました。


問題そのものは、実はすぐに解決できることだったりします。

人によってはその解決策をすぐ受け入れられることもありますが、

受け入れられない、妥協できない人もいます。


病院のように同時進行でたくさんの患者さんを看る環境なら

患者さん・スタッフともに、効率が良く負担の少ない方法を選びます。

悪く言えば妥協ともいえる策です。

在宅の場合、利用者さんと主たる介護者にとっては

非効率的で負担になることがあっても、妥協できない部分があり

自身の充実感や達成感、理解・共感を得られることの方が

大切なんだろうと思います。


家族はまだ受け入れられていなかったよね。
焦ると良くないから、
今日は傾聴する日、次は提案する日、その次は方向性を決める日。
って感じで、ちょっとずつ進めることが大事

同行訪問した看護師の言葉がとても印象的でした。

私は急性期病院にいたので、

そんなに時間をかけていいものなのか驚きましたが、

良く考えれば、急性期を脱しているから在宅にいられるんですよね。

何事もアウトプット前提というか

意図して見ないと見えてこないものですね。


ちょっと前までは作文なんて

めんどくさいからやりたくなかったのですが、

アウトプットの大切さをここ数か月で学んだり、

note投稿をしていたせいか、

苦痛はなく、ちょっと楽しくかけたような気がします。



お読みくださりありがとうございました。

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