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都知事選

色々物議を醸す事多々ある都知事選。浮動票が極めて多い東京。また左派が多いのも東京の特徴。

浮動票を巡る舌戦は、若者や子育世代に的を絞った発言が目立つ。結構な事だが選挙戦で熱くなっている選挙民は、ちょっと違う層の様な気がする。若者や子育世代への支援が、劇的に変化する施策は語られていない。この辺りは地道な積み上げが唯一の道と思う。どの候補者も積み上げの方法が違うだけだ。その為、この層が大きく動くとは思えない。
大きく動く浮動票は別の様な気がする。ネットで熱くなっている層は、40代以上では?と思う。しかも独身の方々だ。正確な数字はわからないが、未婚率が日本一高い東京。高学歴な割合も高く、投票に積極的と思われる。個人的にネットの内容を観察検証した感想だ。
彼等は現状に大きな不満を抱え、それ程遠くない未来へ更に不安も抱えている。老後の頼みの綱の年金が、磐石ではない事がはっきりしたからだ。若い世代なら新NISAを使って、今後備える事も出来るだろう。しかし先が見えてきた世代には充分な時間は無い。しかも独り者で子供もいないとなれば、老後の生活設計は思い浮かばないのでは?
そんな彼等はゲームチェンジャーとなる政治家を渇望している。実はこの層を取り込める候補者が、今後の展開を抑えると思っている。
今のところ彼等に響く訴えを語る候補者は皆無。彼等はモヤモヤしながらも、革新の匂いを感じる候補者を選んでいる。選んでいるけど本物ではないとも思っている。どの候補者も彼らの事は見ていないからだ。

もう一つ言えば、東京は普通の人には住めない場所になってきている。最近の一ヶ月のマンション販売価格が、平均一億との報道があった。賃貸も暴騰しているだろう。仕事があっても住めないのでは?
リモートワークもコロナで環境が整い、寧ろ東京脱出が正解かもしれない。とある候補者は東京解体と言っていたが、意味はどうであれ、間違いではないような…。
好き放題書いたが、都民でもない田舎者の意見だ。東京都民の方々には賢明な判断を期待する。

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