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脱獄&脱走映画

脱獄モノ&脱走モノの映画にハズレ無し!と個人的に思っている。少し紹介したい。

ミッドナイト・エクスプレス
1978年アメリカで制作。トルコの刑務所から脱獄したアメリカ人男性の実話。アカデミー賞に幾つもノミネート。音楽と脚本で受賞した傑作。しかしトルコ刑務所の描き方が酷い。トルコ人にこの映画の話はしない方が無難。初見は高校時のテレビ放送だった。あまりの衝撃で放心。最後のテーマ曲が流れる瞬間、映画で初めて深い感動を覚えた。

ショーシャンクの空に
1994制作。スティーブン・キング原作。無実の罪で刑務所送りになった銀行員。劣悪な刑務所内を巧みに生き抜き、そして自由を取り戻す話。これは万人にお勧め出来る良作。痛快爽やかなエンディング。

勝利への脱出
1981年制作。シルベスター・スタローン主演。マイケル・ケイン、マックス・フォン・シドーと名優が脇を固めた良作。第二次世界大戦中、ドイツ軍に囚われた連合軍サッカー選手とドイツのサッカー選手とで試合が企画される。ドイツ軍の国威高揚を狙った出来試合。それを逆手に連合軍捕虜が脱出を試みるが…。アッと驚くエンディングが痛快この上無し。しかも試合にはサッカーの神様ペレをはじめ、スター選手が多数出演。本物の迫力でサッカーファンも大納得。

ニューヨーク1997
1981年制作。当時からすれば近未来の1997年のニューヨーク。犯罪激増の為、ニューヨークのマンハッタン島自体が無法地帯の刑務所に。そこに大統領専用機が墜落。脱出ポッドで生き延びた大統領が囚人達に囚われる。そこへ無罪放免を条件に、凄腕犯罪人スネークが救出に向かう。今時のダークなアメコミ風な作品。B級テイストだけどカルト的人気作。

暴走機関車
1985年制作。黒澤明の原案をソ連から亡命したA・コンチャロフスキーが監督。名優ジョン・ボイトが凶悪囚人を演じ、若い囚人と二人で脱獄に成功。機関車の荷台に隠れるが、運転手が発作で落車。機関車が暴走。しかし後の車両から運転席には乗り込めない。スピードが上がり続ける。高速に耐えられない古い鉄橋や、旧カーブの先に危険物取扱の工場があって、サスペンスの連続。囚人を追う鬼刑務所長も絡んで怒涛の終焉へ。骨太アクションの隠れた傑作。

他にも「大脱走」「パピヨン」(両作ともスティーブン・マックイーンの名作)などなど。

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