トランプ

米大統領選挙。トランプVSバイデンになる事はほぼ決定。トランプが優勢。しかし…。
予備選のヘイリー氏やこれまでの対抗立候補者、反トランプのマスコミは、如何にトランプがゴロツキ野郎か風聴している。もう、そこに全力を費やしていると言って良い。そしてトランプ支持者は無教養な田舎者と決めつけている。アメリカにはそんなに無教養な田舎者が多いのか？
リベラルで進歩的と自負する彼等は、実は差別的で愚かな戦略で身動きがとれないのでは？そう思う。トランプをゴロツキ呼ばわりするより、もっと大事な事はないのか？
大事なのは何故トランプをあれ程多くの人が支持するのか？では。無教養で田舎者だから…という分析が、無教養で田舎者のする分析だと思わないのか？アメリカ国民の深い不満と希望に、もっと静かに向き合えないのか？
恐らくそこを真面目に考えないと、次期大統領はトランプだろう。

マスコミやジャーナリストは、分かり易い巨悪風な権力と戦うお題が大好き。もう100年近くやっているイメージ。しかし時は変わって、世の中はもっと複雑にグローバルに。目の前のゴロツキを倒したら、遥か彼方のゴロツキが暴れてこちらへ向かってくる…なんて事も有り得る。目の前をクリーンしたつもりが、真後ろを余計に汚していたり。マスコミやジャーナリストは、単純明快なストーリーを追っていても駄目な気がする。しかしマスコミやジャーナリストは、絶望的に古い正義に拘っている。

世界はトランプ大統領就任前提で走り始めた。民主主義で正しい選択はない。なるがままに。

自分の信条の一つは民主主義だ。だから理解不能な政党があっても全否定はしない。それは選挙で選ばれた政党だから。一定の民意があるのならば、民主主義で抱擁するのが理だと思う。
自分の正義は誰かの不幸かもしれない。
トランプはそんな目に見えない民意を炙り出す。

とりあえずトランプダンスを見て、頭を真っ白にしようか？

アンチトランプの方々。
すまない。
これは結構好きだ。