【有料級】 『お金』のブロックの外し方/その4
前回の『お金』のブロックの外し方/その3 では
お金を知らない間に遠ざけてしまう主要因に
『過去の体験から自分がそう(ネガティブに)思い込んでしまっている』
『その色は何十年経ようが決して変わらない』
大切なのは、そこにネガティブな色を付けている自分自身に『気づく』とお伝えしました。
過去のタイムマシンに乗って、
・どのタイミングで
・どんな状況で
・どんな人に
影響を受けて、そう信じ込んでしまったか?
私の場合、過去のお金にまつわる体験ですぐに思い出せますのは、
小学校時代の3〜5年生辺り。
一つ目は、
学校内で過ごす皆んな大半の格好はジャージ姿でした。
成長するに連れて、今までの着ていたジャージが、つんつくてんで小さくなって、毎日着るものなので膝など擦り切れて古くもなっていました。
そこで母親に『ジャージを買って欲しい』とねだり、店に見にいくことに。
お店の商品を一通りまわり、目に留まったのは濃い目グレーチャンピオンの上下のジャージでした。それは店内の天井からマネキンに着せて吊る下げて展示されており、質感も良く、店内の照明の当たり具合いも相まってとても魅力的に私の目に映りました。
私『あのグレーの上下が良い!』
母親ジャージの値札を見る。
母親「こんなにするの!?」
確か、35年前当時で12,000円位だったような気がします。
私『え!?ダメ?』
母親が他のジャージの値札を見る。
母親「こっちのにしなさい」
と、選んできたジャージは、茶色っぽい5,000円位の上下でした。
私『えーー??何で?』
母親「どうせまたサイズが合わなくなるんだから」
私『うんこみたいな色だしヤダ』
母親「いいでしょこれで充分。贅沢言わない」
私『えーー??本当にこれにするの?』
母親「はい。決まり。買ってさっさと帰るよ」
私『・・・・・(納得行かず不満気で不機嫌な様子)』
まあ、大半のどこのご家庭もそうだと思いますが、小学校高学年位の頃は、親の庇護の元、経済的に養ってもらっている子の立場からしますと、選択の最終決定権を持つ親からの有無を言わさぬ強制力は絶対的です笑
そして翌日からこの少年は、渋々うんこ色のジャージを着て学校に来て、大半の残りの小学校大半の時間を過ごします笑
思い出しましたが、確か着ていくのにかなり抵抗感を感じ、買ったのに1週間位着て行かない記憶があります。それを見ていた母親が「あんた折角買ってあげたのに何で着ないの?!」と2 ・3回半ギレ気味突っ込まれたような気がします。
これはせめてもの「ささやかな親への抵抗」の現れもあったのだと思います😅
自分が安くてうんこみたいな色のジャージを着て、学校に行ってどう見られるだろう?どう思われ、どうクラスメートの目に映るんだろう。
自意識過剰で自分が嫌いな私は、まるで被害者の代表衣装を着て登校する「自作罰ゲーム」を演じてるかのようでした。
これが、お金が足りないことでの自尊心を傷付けられるエピソードから
自意識過剰で価値の感じられない自分は
→ 高価なモノを身につけられない
(親から価値の高いモノを身につけることを拒否される)
→ その辺の適当なモノが相応しい
(あなたには、その程度の価値しかないの と)
→ 嬉しくない出来事をしっかり記憶する
(それを日常で見事に証明!)
の順序を踏んで、
高価なモノ・豊かな金銭状態 = 自分には縁遠い
と言う謎の定義が定着します。
そうすると、常にお金に不自由をしがちな人間が完成し、
これに気付かなければ、死ぬまでこのルールで生きることになりやすいのでした・・・😅💧
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