夢の世界の次元
睡眠とは
ご存知の方も多いとは思いますが、睡眠中は「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という2種類の睡眠状態を交互に繰り返しています。
深い眠りをノンレム睡眠、浅い眠りをレム睡眠といい、一晩の睡眠でだいたい90〜120分ごとの間隔で繰り返しているそうです。
私は子どもの頃から、夢をよく覚えているタチで、
人生の楽しみランキングでは『夢の中の世界』ドラマを楽しむこと!がダントツ1位です。
暇があったら寝ていたい。
というわけで、今回は、睡眠中の夢の中の世界について、書いていこうと思います。
レム睡眠とノンレム睡眠
冒頭にも書きましたが、人は通常の睡眠時に深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を交互に4、5回繰り返します。
深いノンレム睡眠の中で、もっとも深いのが初めの90分。
この最初の90分は「黄金の90分」と呼ばれ、成長ホルモンを促します。
成長ホルモンとは疲労回復・ホルモンバランスの調整・成長時の骨格形成などを行うホルモンです。
これが適切に行われると、起きていた時の身体の疲れを癒したり、細胞を修復したりするそうです。
つまり脳を休めて、身体のメンテナンスをしているんですね。
ということは、疲労回復には最初の90分が大事!ってことになりますね。
ほんの少し仮眠をとっただけで身体がすっきりするのは、この最初のサイクルが功を奏しているということですね。
ちなみに、一晩の睡眠の中で身体疲労回復のノンレム睡眠が全体の8割だそうです。
残りの2割が私の大好きな『レム睡眠』
レム睡眠は精神バランスを整える
身体を修復して脳の活動を休めるノンレム睡眠とは反対に、レム睡眠は脳を活動させ身体を休ませます。
レム睡眠時は、身体は全く動かない状態になります。
金縛りってもしかしたら、レム睡眠時に半分覚醒した状態かも知れませんね。
で、このレム睡眠時に、起きているときの思考や記憶を整理したり定着させたりするそうです。
寝ているあいだに脳内のファイリングしてるってことですね。
だから、その日に起きたことや習得したことを、レム睡眠時に脳のメモリに書き込んだり、
余計な情報を削除したりするので、レム睡眠の時間が少なくなると思考力が低下したり、気持ちや精神が不安定になったりするそうです。
身体休めるために、ノンレム睡眠の黄金の90分ばかりではダメってことですね、レム睡眠で脳内ファイリングしてこそ、心身ともにリセットできるというわけです。
記憶と情報を定着させるという意味で、勉強したことや習ったことや、スポーツや音楽など体得したものを憶えこむのもこのレム睡眠時なので、
しっかり眠っておきましょうね。
ストレスや緊張で眠れない!って場合は仕事や勉強のパフォーマンスが下がりますから、
そんな時こそ、思い切って寝てしまいましょう。
この、脳内ファイリングの役目を果たすと言われるレム睡眠は思考の整理に重要です。
会社や学校でちょっと嫌なことがあったとして、意外と『一晩眠ったらスッキリした!』なんて経験は誰しもあると思います。
ちょっとしたイライラは、レム睡眠のおかげで回避できてると思うとありがたいですね!
寝る前に温かいお風呂に入ったり、温かい飲み物を飲んでから眠ると、良いレム睡眠やノンレム睡眠がとれるそうです。
両方のサイクルを4、5回分しっかりととるには、6時間〜8時間程度の十分な睡眠時間をとりましょう。
科学では未解明
で、ここまでの話しは何となくどこかで一度くらいは聞いたことがあると思います。
夢を見るのはレム睡眠時っていう説ですね。私はそう教わりました。
でもですね。
実は人が夢を見ることについて、現段階で科学的にはまだ、ほぼ解明されていないそうです。
しかも、覚えていないだけでノンレム睡眠時にもレム睡眠時にも夢を見ているようなんです。
脳内ファイリングまでは解明しても、
どうして夢の中の世界があんなにアメージングでファンタジックなのは、今のところ科学ではわかっていません。
余談ですが、夢のことも解明されてなくて、宇宙のことも95%以上解明されてなくて、
意識についても解明出来なくて、つまり科学では何も説明出来ないようなんです。
もっと言えば、歴史や報道やニュースも眉唾で、世の中ってこんなにも曖昧だったんですね。
それなのにWi-Fiとか電磁波や電気なんて見えないもの普通に使いまくってますよね。
話しを元に戻します。
つまり、脳内ファイリングと夢を見ることとは別腹っぽいんです。
起きているとき人間は身体を駆使し、頭を使います。考えて計算して、身体に指令をだして行動します。
その結果、時には傷つき、または感動し、何かに心うたれます。
それがまた生きていく活力となります。
心で感じた『感覚』『感情』をもとにまた、思考し計算し身体に指令を出して行動します。
で、この『心』って言うのも、これまた科学じゃなんも解明されてませんよ。
よく考えると、よくもまあこんなにフワフワした曖昧な現実世界に生きてるもんだと思います。
さてと、気を取り直して思い切って
もっともっとフワフワしてしまいましょう。
夢の世界は高次元
夢の世界とは、潜在意識下だとも集合的無意識だとも言われています。
潜在意識はご存知の通り、95%解明されておりません。そしてその下にある集合的無意識。
これは100匹目の猿で有名ですね。
ある1匹の猿が芋を洗って食べるようになったら、遠くにいる猿も洗って食べるようになったという報告。
一種のテレパシーとも言えます。
個体別に伝えるのではなくて、はじめに発見された猿が『あっ、うまっ!芋を洗って食べると、泥が落ちて美味いぞ』と気づきます。
天啓が降りたように「ビビビっ」となります。
その「ビビビっ」は誰に発信したわけでもないし、故意に発信したわけでもないけど、猿業界の食文化をゆるがす大いなる気づきだったので、思わず発信してしまったわけです。
それを今度は、遠くにいるテレパシー感度の良い別の猿が受信します。
『あっ、なんか今、芋を洗って食べてみたくなった!やってみよ』みたいな感じです。
集合的無意識とは共有できるクラウドみたいな感じですね。
ある猿がデータをアップロードしておくと、別の猿がそのデータをダウンロードする。
そんな感じです。集合的無意識について詳しく知りたい方は、ユング・集合的無意識で調べてみると出てきます。
夢の中の世界とは、集合的無意識に繋がっているのではないかという説があります。
これはけっこう合点の行く話しなんです。
そして夢の世界って五次元とも繋がっているのでは、とも考えています。
なぜなら。
まず、集合的無意識という意識下の中では当然ですが「肉体」をもたず「意識」のみです。
その意識は本来なら実体はないですよね。
見る側がわかりやすいように何か「被せて」いるだけ。
三次元の現実世界に当てはめてみるとわかりやすいですよ。
私たちの身体は魂の着ぐるみなだけですから(笑)
だから、夢の中では誰かの意識体(魂ともいう)が何かを被ってわかりやすくイメージを伝えてきてるのだと思います。
そのまんま、その意識体の実体用の姿かも知れないし、わかりづらければ別のものの姿かも知れないです。
そして、意識同士ですから、どこでも一瞬で行けるし、同時多発的に現れることもあります。
何の姿にもなれるし、現実世界ではありえないこともできるし、どこにでもいけるし、見たこともない場所や生物やものにも出会える。
時空間を超えることもあるかも知れないですよね。
たしか、ミシンを発明した人は、夢の中に槍の先に穴のあいてるのを見て閃いたといいますし、
悪魔のトリルという曲を作曲したタルティーニも、夢の中で悪魔が弾いていた曲を再現したと言われています。
神がかった意識体がとりあえず、夢主のイメージしやすい悪魔の着ぐるみかぶって現れたのかも知れないし、タルティーニ本人の意識体だったのこも知れないですね。
夢の中の世界はそのくらい、変幻自在でイメージやインスピレーションが伝わりさえすれば、出てくる映像自体はあんまり意味はないかも知れないですね。
思ったことが一瞬で具現化するし、意識体なので物質的な執着は必要ない。
必要な情報を伝えあう、それを活用するかどうかは別としても、私たちは眠っている間に集合的無意識にアクセスして、いろいろ検索してるのでしょうね。
ちなみに、理屈上?集合的無意識に辿りつくまでに潜在意識を通過します。
そういえばこれって、データをデバイスに保存しますか、クラウドに保存しますか、に似てますよね。
よく言われている『引き寄せの法則』とは、潜在意識を書き換えるアファメーションを使ったメソッドですが、
完全に眠る前つまり寝落ち寸前でまだ意識がある状態にアファメーションすると有効だそうです。
この、寝落ち寸前な状態はチャネリングもしやすいそうです(夢の中とはある意味では異次元に入っていくわけですからチャネリングですよね)
その時にアクセスしたい次元の意識体とか、意識体だけの宇宙人とかとチャネリングできるそうです。
ちなみに、意識体たちは名前にこだわりがありませんから、繋がったとしても自分の思考なのか意識体なのかわからないかも知れないです。
その場合は、しゅっと一瞬通り過ぎたようなイメージとかインスピレーションが、チャネリング先からのメッセージだそうですよ。
夢の中の世界が異次元(五次元とも言われている)かも知れない説は、また気づいたことがあったら記事にしていきたいと思います。
今日も良い夢を♩
心の平穏めざして(*⁰▿⁰*)
おわり
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