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生活の中にダンスを。『dance studio MOGA』

こんにちは!note更新担当のたぬ子です。

昨年度から始まった『EHIME DANCE FESTIVAL』(以下、ダンスフェス)、今年度の開催が決定しました!!
現在、参加団体を絶賛募集中です!(詳しくはこちらから)

ということで、昨年度の参加団体に取材してきました!

7団体目は、男5人の力強いダンスを披露してくださった dance studio MOGA さんです!
インストラクターのmichimichiさんと、昨年度出演された おかずさんにお話を伺いました。

ジャンルにこだわらないっていう”こだわり”

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写真提供:dance studio MOGA

―dance studio MOGAさんは、どんな団体ですか。

(おかず)
 国内外で活躍する個性豊かな講師が、ジャズやヒップホップ、コンテンポラリーダンスなどのアートからエンターテイメントまで幅広いダンスをレッスンする『踊る基地』です。

(michimichi)
  スタジオでは幅広いダンスを取り扱っており、特定のジャンルにこだわらない良さがあると思っています。
 もちろん、各インストラクター「これがやりたい」って信じてるものがあって、こだわりを持ってるんですけど、そのこだわりを互いにリスペクトしあってるんですよ。

 MOGAを作ろうとした当時は、「○○先生のスタイルを教えるスタジオです」っていう、お師匠制のスタジオが一般的だったんですよ。
 でも、ダンスが先進国と言われているNYやイギリスでは、1つのスタジオにいろんなジャンルの先生がいて、生徒がやりたいジャンルをその場で選んでレッスンを受けてて。
 このスタイルをオープンスタジオって呼ぶんですけど、これが1番やりたい!新しいものを生み出したり、刺激を受ける場所を松山に作りたい!って思ったんです。

 ダンスを生活の中に取り入れてもらいたいっていうのが、当初からのこだわりですね。

 それに、いろんなジャンルをやっていくと、今までやってきたジャンルが点と点で結ばれて線になって、また線と線が繋がって面になって…って思考にも、体にも広がりが出てくるんですよ。

 ダンスを通して人が集まって、コミュニティができて、出会いがあって。
そして、その人たちの生活がダンスに関わったことで潤っていく…。
 この全てがダンスだと私たちは思っています。

自分がどう思ったのか、何を感じたのか

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写真提供:dance studio MOGA

―dance studio MOGAさんでは、何歳からレッスンを受けれるんですか。

(おかず)
 今は3歳ですね。

(michimichi)
 MOGAって、おっきく2つに分かれてるんですよ。
 1つが”スクールクラス”っていう、3歳から高校生までを対象とした子どもクラスで、もう1つが”オープンクラス”っていう高校生以上の大人クラスなんです。

 ”スクールクラス”は、好きなことだけやるというより、好きなことも嫌いなこともあるかもしれんけど、とりあえずいろいろやってみてもらうんです。
 それで、自分がどう思うのか、何を思うのかっていうのを大事にしてもらいたいなって思ってます。
 ”オープンクラス”は、ある程度自分の好みもやりたいことも分かっている大人が来るので、自分でジャンルをチョイスしてもらってます。

ダンスって自由

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写真提供:dance studio MOGA

―昨年度のダンスフェスに参加されてみて、いかがでしたか。

(おかず)
 コロナ禍で、集まっての練習とかイベントがなかったので、ダンスフェスの練習で久しぶりに集まれて、お互いに近況を話したり、練習楽しかったね、本番頑張ろうねって言いあえたのが、よかったなって思います。
 あと、ダンスフェスは他のスタジオと交流できるチャンスだなと思っているので、今後交流できる場所を作ってもらえると嬉しいです。

―ダンスフェスでの、シャツや帽子の使い方が素敵だったんですが、あれは事前に考えてきた振りなんですか。

(おかず)
 ダンスフェスの時は、僕は振りを作ってはないです。
 その場で、こうやってしたらいいかなって体が勝手に動いた感じですね。
 ただ、偶然出てきた動きを振りの中で使おうよってなる場合もあります。

コロナで変化した時間の使い方

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写真提供:dance studio MOGA

―普段は、どのような活動をされているんですか。

(michimichi)
 お祭り参加や、企業・国体の振り付け、イベントの主催などダンスに関わる活動を幅広くしています。

 今年の夏は、お祭りがなかったので縁日と参加型ダンスショーケースを開催しました。
 縁日ゾーンでは、スタジオや近くの駐車場に射的やヨーヨー釣り、型抜きとかを用意したり、人数制限しながら謎解きや押し相撲大会をしました。
 ショーケースは、お客さんも体を使って参加できる40分ぐらいのショーをやりました。

 あと、コロナ禍が起きてすぐにオンラインレッスンも始めましたね。

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写真提供:dance studio MOGA

―オンラインレッスンならではの難しさはありますか。

(michimichi)
 私はすごくアナログなので、オンラインレッスン苦手です(笑)
 レッスンはしたいんですけど、どうやって自分を映したら生徒さんに上手く伝わるのかっていうのが難しくて、悩んでます。
 オンラインレッスン中にフロアに寝転がると、私が画面から消えてしまって「声だけしか聞こえないよー」ってことが、起きちゃうんですよ(笑)

 でも、ストレッチとかボディケアのクラスからは、「家から参加できるので、お化粧しなくていいわ」とか「移動がないから楽だわ」って好評ですね。

(おかず)
 あとは、10月から毎月末の土曜日19:00からオンライン劇場『ダンス&遊びーむ』を配信します!
 MOGAを劇場みたいにして、ショーケースやトークをやっていこうと思っています。

―大変なことも良いこともあるんですね。

(michimichi)
 そうですね。
 映像よりも実際にダンスを見てほしいって想いはあるけど、感染を恐れている人は自宅の方が安心できると思うので、人の価値観によってオンラインレッスンの良し悪しが変わるのかなって。

―コロナで、県外に出向くことも減りましたか。

(michimichi)
 コロナ前は、ワークショップで県外に行かせてもらってたんですけど、そういう機会も今はなかなかないですね。

 でも、その代わりに「今一度、何がやりたかったのか」とか、「今、目の前にいる人と何ができるかな」ってことを考える時間をとれたので、県外に行けなくてもできることはあるんだなって思いました。

感動と幸せを届けたい

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写真提供:dance studio MOGA

―お二人は、どういうきっかけでダンサー・ダンス講師になろうと思ったんですか。

(おかず)
 僕は、初めてダンスを見た時に、「うわ!すごいな」って心の底から感動して、大学からダンスを始めたんですよ。
 それで、ダンスを始めて1年目でMOGAに生徒として入って、その後michimichiさんのアシスタントとして活動していました。

 今は、インストラクターをさせてもらってますけど、自分の技術はまだまだだと思っているので、日々勉強、日々精進です(笑)

(michimichi)
 私は、牛山眞貴子(愛媛大学教授)に出会ったから、今があるんだと思ってますね。
 元々、ダンスが好きで部活をやってたんですけど、自分がダンスを好きで踊ることと、仕事にすることは正反対ぐらい違うことだったんですよ。
 けど彼女に出会い、ダンスを通じて幸せなことをいっぱいもらったので、「この幸せをみんなに渡さなきゃ!」って強く思ったんです。

 そこから、ダンスをしてく上で「尊敬できる人、5人以上に出会いなさいよ」って彼女に言われたので、「わっかりました!」って、いろいろな素晴らしい方々に会って、海外での舞台現場や、ダンサーとしてのたち方、作品を振り付けする意味など、さまざまなことを教えてもらいました。
 そして今は、私が受け取ったものをみんなに渡している途中です。

ほんとに明るいお二人で、取材の時間があっという間でした!
10月からスタートする、オンライン劇場『ダンス&遊びーむ』も楽しみですね。
生徒募集やオンライン劇場について、詳しくはHPから!

またdance studioMOGAさんでは、SNSでも情報を発信しております!

★HP
12月スタジオレッスン
http://www.moga-jp.com/archives/?p=8471
12月オンラインレッスン
http://www.moga-jp.com/archives/?p=5091
オンライン劇場「ダンス&遊びーむ」いよいよSTART!!!
http://www.moga-jp.com/archives/?p=8135

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