男性が作った制度・WEリーグは女性の心を動かせるのか？

ものすごい文章に出会ってしまった。書き手はF１号さん。私の友人で、ある有名企業グループの役員をしている。

「能力面で言えば、管理職になってもおかしくないレベルの女性は多く在籍しています。彼女達が昇進を断る理由は何なのか？　アマゾンの奥地に分け入っても明確な答えは見つかっていない。」

そう！　そういう現象は各地で発生している。妻が経営するデザイン会社でも、なぜか新しい仕事に積極的に取り組んでくれない女性従業員問題をずっと抱えてきた。この「アマゾンの奥地に分け入っても明確な答えは見つかっていない。」問題を解決する糸口を「ＷＥリーグに期待すること」では、重大な仮説で紐解いているのだ。

WEリーグは女性の心を動かしたのか？

選手たちが抱える不安、今一つ共感が女性層に広がらないジレンマがWEリーグにはある。もう、開幕まで半年だ。しかし、認知度は驚くほど低い。なぜだ？　その理由を下記の仮設に求めている。詳しくは上のリンク先を読んでほしい。

男性が作った制度（オールドボーイズクラブというらしい）の中に取り込まれたくない、という気持ちがあるのではないか。

今のWEリーグの構想が発表されたとき、登場人物が男性からで驚いた……ことすら、既に忘れら去られているが、田嶋幸三さん（日本サッカー協会会長）、佐々木則夫さん（現・大宮アルディージャＶＥＮＴＵＳ）が、その構想を力説した。参入クラブ発表記者会見では、各クラブから続々と男性が登場してきた。男性だらけのWEリーグからスタートしたのだった。

岡島喜久子チェアの登場後は、コミュニケーションが変わった。でも、あのダメージから、まだWEリーグは癒されていないのかもしれない。実は、WEリーグの事務局には素晴らしい経歴を持つチャーミングな女性がたくさんいる。早く表舞台で活躍してほしいと思う。アマゾンの奥地に分け入らなくてもまだ間に合う。