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こころのストレッチ

水中ストレッチをするために、週に一度はプールに行く。
水中ウォーキングをして、平泳ぎをして、そして水中ストレッチ。
呼吸を意識して、息を止めないで、吸ってはいて。
大体一時間。
ストレッチをすると体は軽くなり、足腰の痛みは取れ、むくみがなくなる。
気のせいか、少し小顔になる。

毎日の生活は、老障介護ゆえ、緊張を強いられる。
長女の通院の予約と付き添い。
長女の薬の管理。
毎朝の送り出し。
水泳カウンセリングの付き添い。
食品や、着る服、日用品のストック。こだわりのある長女がイライラしないで、生活できるように、用意しておく。
そして、何より、いつ躁転するかという不安。
躁転するきっかけになるスイッチが、入らないようにとの気配り。

「生活を構造化することで、自閉症の人が行動障害を起こさないようにする。」
言うことは簡単だが、毎日、きっちりと行うことは簡単ではない。
完璧にやったつもりでも、つい、うっかり、ということもある。

そのような緊張を強いられる生活を送っているので、体はカタカタになる。多分、肩に力入れて、息を止めて、ガッチガチになっているのだろうね。障害者の母は。

でも、もっと、こんがらかって、こじれて、どこからほぐしていっていいのかわからなくなっているのは、「こころ」だ。

だから、今日は「こころ」のストレッチ。
私の大事な、「こころ」をのびのび、ゆったり、ひろげてあげよう。
今日は出かける予定がない日。
体を大の字にしてゆったりさせるように、こころを大の字にするイメージで。
外は大雨。


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