コンビニエンス•ナンセンス

考えまとめる習慣つけるためにちょくちょくまたやろかな、、



令和を生きる自分たちは何かと効率を気にする。

手間を省くために損得勘定の上妥当なプランを立てて行動している。

それができるのは現在がとても便利な時代だからだと思う。

キャッシュレス化で財布は持ち歩かなくて済むし
映画やドラマを見るにしてもサブスクで事が済むのでわざわざTSUTAYAまで足を運ぶ必要がない。ZOZOTOWNやamazonで欲しいものは何だって買えてすぐ届けてくれるしkindleでいつだって好きな本を読める。

たった数十年で見違えるほどに日常は変化し自分たちはそれに適応してきた。

流れるように更新していく便利さは生活から無駄な時間を除いていく。

ただ、自分はその無駄な時間こそが幸せのエッセンスだったのじゃないかと思う。

映画やドラマをTSUTAYAで、本を書店で選ぶと
目の前にある多大な作品に目移りして探してるもの以外にも興味が湧く時がある。ショッピングセンターまで行っていくつもの店舗を回りながら長い時間をかけて選んだ商品は何故か愛着が湧く。

ネットの普及による便利さじゃなくたって高尾山を歩いて登るかロープウェイで登るかなんて雲泥の差だし箱根まで歩いていくか車で行くかなんて
到達した時の達成感はどう考えても前者が上だろう。

確かに便利さはわかりやすく幸せに繋がっていると思う。
無駄な時間を過ごすということは疲れるということだから。

普通に考えて人間は疲れたくない。

しかし、死ぬほど辛いのに何十キロも走る駅伝選手のように、バカ痛いのに戦う格闘家のように、走った方が速いのに泳いで戦う水泳選手のように、客観的に見て意味のないと思われてしまうようなことには必ず物語がある。

便利さを捨てて物語の続きを描くことが自分の本当の幸せへの一歩なのだと感じる。

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