新サービスの提供開始21ヶ月で24の導入事例を公開した理由とは
フィードフォースでEC Boosterのカスタマーサクセス(CS)を担当している井形です。
EC Boosterのnoteで初めての投稿をさせてもらいます!(パチパチ)
EC Boosterコラムでは、集客やEC売上アップに関する記事を公開していますが、こちらのnoteでは、EC Boosterの裏話やちょっとしたエピソードを中心に更新していければと思います。
この記事は Feedforce Advent Calender 2019 の 11日目 の記事です。
昨日は弊社執行役員 大西さん の エンジニア行動指針を作った話 でした。
フィードフォースの社風を表すような指針となっていて、エンジニアでない私も気をつけなければいけないな〜と思いながら見ていました。
EC Boosterとは
EC Boosterは、2018年3月に公開した、Googleショッピング広告の自動運用サービスです。
Googleとパートナーシップを締結し、幅広いお客様でGoogleショッピング広告により挑戦しやすい環境を作っていくことを目指しています。
詳しくは下記の記事をご参考ください。
EC Boosterを提供している中で、一つ誇りに思っていることが、導入事例公開数の多さです。
サービス提供開始から21ヶ月ほどとなる2019年12月11日時点で、24店舗のお客様の事例を公開させていただいています。
(ご協力いただいている事業者の皆様、本当にありがとうございます!)
この記事では、新サービス公開後のやるべきことが多くある期間に、なぜ多くの事例を作成したのかについてお話できればと思います。
具体的なやり方が気になる!という方は、別で記事を公開する予定ですので、ぜひそちらをご覧ください!
EC Boosterの特徴
導入事例の話に入る前に、まずは、EC Boosterの特徴について説明します。
・多くのお客様で、直接のご提案なしに導入いただいている
EC Boosterは現状、パートナー社様のご紹介でご導入いただくケースがほとんどです。
利用のハードルが高くないため、まずは手軽に挑戦、という形で始められ、弊社でお会いしたことがないお客様がとても多くいらっしゃいます。
・EC Boosterにはセールス担当が不在
上記のビジネスモデルにも関連するのですが、EC Boosterには、新規契約をKPIとするセールス担当がいません。
新卒メンバーがジョインする今年の6月までの15ヶ月ほどの間は、ビジネスサイドは事業責任者1名、マーケ担当1名、CS担当1名(私)+アルバイト数名という、限られたメンバーで業務を行っていました。
※ちなみにCS担当の井形のプロフィールはこちら
各人が様々な業務を抱えていましたが、その中でも、導入事例作成数は意識してKPIとして維持し、一定のペースで作り続けてきました。
なぜ導入事例作成を重要視したのか
自社マーケ活動やセミナー登壇、広告成果改善、カスタマーサポートなど、様々な業務がある中で導入事例作成を重視した理由はいくつかあります。
・サービスの安心感の提供
世に出たばかりのサービスを検討する際には、「果たしてどういうものだろうか、本当に成果が出るサービスなのだろうか」という不安を皆様がお持ちであるかと思います。
その中で、ありがたくも、EC Boosterを信じてご利用いただき、成果をご実感いただいたお客様の声をお伝えすることは、ご導入を検討いただいている店舗様にとって大きな後押しになると思います。
実際に導入事例をご覧いただき、同じように成功できるのでは、と考えてご導入いただいたケースも多くあります。
(そして、その導入いただいた企業様にもインタビューをさせていただきました!)
※連携パートナー社様のオウンドメディアにも掲載いただいています
・サービス利用者様との打ち合わせ
前掲の通り、事前のご提案なしにEC Boosterをご導入いただくケースが大半であるため、逆に私どもとしては、ご利用各社様が、どのようなご課題感をお持ちか、正確に把握できていないケースも、正直多くあります。
電話、メール、アンケート等、様々なタッチポイントでお話はお伺いしていますが、やはり対面でのコミュニケーションに勝るものはありません。
そのため、CSコミュニケーションの一環として訪問し、その際に一緒にご導入の感想をお伺いして事例として公開させていただくケースも多いです。
・カスタマーサクセスコンテンツの拡充
私どものように低単価のSaaSを提供している中では、いかに広く、各社様にカスタマーサクセスを提供できるかが重要です。
しかし、私どもは集客サービスをベンダーとして提供しているだけですので、具体的なECサイトの売上アップの施策に関しては、EC Booster利用者の皆様の方が圧倒的に詳しいです。
そのため、EC Boosterを活用している事業者様の取り組みをお伺いすることで、他の事業者様の今後の施策のヒントとできればと思っています。
上記の通り、導入事例執筆は、(私達目線から言うと)ご利用企業様とのコミュニケーションになり、かつ、マーケ、CS用のコンテンツにもなるという、一度で二度も三度も美味しい業務なんです。
なので、これからも、事例インタビューの執筆は、KPIの一つとして持ち続ける予定です。
導入事例作成時のこだわりポイント
EC Boosterの導入事例は、むやみに作っているのではなく、一つ一つ、意図を持って作っています。
例えば、個人事業主様なのか、大企業様かによって、ご検討の際に気にするポイントは異なってきます。
また、メーカーとセレクトショップではビジネスモデルが全く異なりますので、それぞれに合わせた施策が必要になってきます。
EC Boosterでは、できるだけ、多くのパターン、かつ、個別具体的な課題感をピックアップできるような導入事例を作成し、「あ、この店舗のこの話はめっちゃ共感できる!EC Boosterでその問題が解決できるなら使ってみたい!」と思っていただけることを意識しています。
そのあたりの具体的な話はまた別のnoteで書いていこうかと思います。
導入事例を作ってよかったなと思うこと
このように、店舗様にご協力をお願いして作成している導入事例ですが、作ってよかったなと思うのは、ご協力いただいたインタビュー企業様に、ご満足いただく場合が非常に多い(と思う)ことです。
EC Boosterをご利用いただく多くの企業様では、事業を少人数で行われていたり、ECサイト運営担当は1名で行われていたりします。
そうすると、外部の方と相談する機会が多くなかったり、会社の中で、どういう風に仕事をしているかスポットライトが当たらないことも多くあります。
インタビューする際には、EC運営を頑張っている方に寄り添い、彼らの思いを表現できるように、ということを意識しています。
Twitterなどでこのようにシェアしてもらったことも。
EC Boosterを導入し、社内外からの評価が上がった!となれるような事例を多く書いていけるようにしていきたいですね!
今後の目標
まだまだ、EC Boosterの導入事例は、数が少ないなと思っています。
多くのお客様での実績を、お伝えしていきたいです。
Googleさんに、動画での事例インタビューを作っていただいたこともありますが、その他にも、オンラインでのインタビューや、アフターストーリーなど、新たなパターンを作っていけると面白そうだなと思っています。
また、事例数が増えてきて、ぱっと見て自分に合う事例がどれだろう?と分かりにくくなってきているので、このあたりの整理を進めていきたいですね。
以上、EC Boosterの導入事例へのこだわりを書いていきましたが、いかがでしたでしょうか?
これからもEC Booster導入事例をさらに作成しようと考えていますので、我こそは!という方はぜひサポート窓口までお声がけくださいませ!!!
明日はソーシャルPLUSの新卒マーケター、大西さんの記事です。(昨日の大西さんとは違う人です。笑)
お楽しみに!