「私は、元気です」

Voicyという音声ブログみたいなものをよく聞いているんだけど、今日聞いた”広告宣伝が欠落したビジネスモデルは必ず破綻する”というサウザーさんの話を聞いて、「はあ、なるほどなあ」と思った。

サウザーさんという人のことは正直あんまりよくわからなくて、勤め人から現在は自営業ということくらいしかわからないんだけど、お話の内容は面白く、私も勤め人から自営業なので、共感する内容もあるし、刺激を受ける内容もあって、今後聞いて行こうと思います。


で、その「はあ、なるほどなあ」と思った内容ということなんだけど、"何で自分の広告や宣伝をしないの?"ということだったんですね。

営業をしないようなビジネスが儲かるわけないじゃない、と。

普通に考えれば当然のことを言ってるんだけど、フリーランスという自分の技術が売り物になるものになると、急にそれができない人が多いということに今更ながら気がついたのでした。

"自分で自分のことを宣伝できるんだから、ブログくらい書かないとダメでしょ"というような内容だったんだけど、「本当、そうかも」と。

別にインスタでもTwitterでもそれはいいんだと思うけど、自分が何ができるか、何をしているか、ということは自分で伝えないと誰にもわかってもらえないんでした。

私もやってこなかったなー。

忙しいとか何とかかこつけて、やってこなかった。

でも一番の理由は、自分のできることに自信がなかったというか、そんなことを「私こんなことできまっせ!」って言ってどうなのかなっていう気持ちが先行したからだと思います。

セルフブランディングっていう言葉ができてから、なんとなーく苦手だったんだよね。

自分で自分をキラッキラに見せたりとか、何者かになろうとして自分のことを色々さらけ出そうとするようなものが。

私は自分のことをそう見せるようにやることはできませんでした。恥ずかしくて。

何度かトライしてみたこともあるけど、自分で自分に鳥肌が立つっていうかね。

等身大ではない自分を作り上げているみたいでどうもダメで、自分で受け入れられないものはやらなくていいなって思って、今日までそういうことはしてこなかったつもり。

(お前ずっとやってきたやろ!って言われたらどうしようw)


とはいえ、"自分で自分のできることくらい発信しないと"というのは、サウザーさんの言う通りだと思います。

ブログを何度も始めてもなかなか続けてこれなかったのは、ブログというSNSツールに対して「キラキラでなくちゃいけない」的な意識があったからかもしれない。

別にそんなことなくていいはずだったのに、人に有益なものを与えなくてはいけないとかそういうことばっかり考えてたからだなあって。


今回noteを改めて始めたのは、先日のTBSラジオの「生活は踊る」で鈴木おさむさんが"自分の周りにいる人に発信しているつもりくらいでやるのがいい"という話を聞いたから。

東京から大阪に嫁いで5年超経って、私が勤め人をやめたこと、アーティストのマネジメントの仕事をフリーでやっていることについては多くの人が知っているけれど、「実際あの人は何やってるんだろうと思っているだろうなあ」と思ったからでした。

せめて自分のことくらい、仕事のことだけに限らずとも日々のことをブログに書き記すことで"あーエリカちゃんはそういう感じなのか"とか、"エリカちゃん元気そうねえ"くらい思ってもらえたらいいかなと思っております。

そういう指針で、noteは続けたいですね。はい。





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