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話題のChatGPTはECサイトにも活用できるのか!?

いま話題の「質問すれば何でも教えてくれるよ!」でおなじみのChatGPTですが、はたしてECサイトにも活用できるのか?
できるとすれば、どういった方法があるのか?さっそく質問してみました!


Q. ECサイトでChatGPTを活用する方法を教えて。

上記のような質問をしてみました。
いったい、どのような答えが返ってくるのでしょうか?

(実際の画面はこんな感じです!)


A. ECサイトでChatGPTを活用する方法はいくつかあります。以下にいくつかの例を挙げてみます。

おぉー、さっそく回答が返ってきた!
リアルタイムでテキストが入力されていく様は見ていて楽しい。
さて、回答内容は・・?

1.FAQの自動応答システムとして活用する

ECサイトにはよくFAQ(よくある質問)が設けられています。ChatGPTを活用すれば、FAQに記載された質問に対して自動応答を行うことができます。これにより、顧客サポートの負担を軽減し、顧客満足度を向上させることができます。

2.商品の検索支援として活用する

ECサイトでは、多くの商品が販売されています。ChatGPTを活用すれば、顧客が欲しい商品を探し出す手助けをすることができます。顧客が入力したキーワードや商品の特徴などから、ChatGPTが関連する商品を提示することができます。

3.チャットボットとして活用する

ECサイトでの注文や配送に関する問い合わせなど、多岐にわたる問い合わせがあります。ChatGPTをチャットボットとして活用すれば、これらの問い合わせに対して自動応答を行うことができます。これにより、顧客サポート担当者の負担を軽減し、迅速かつ正確な対応を実現することができます。

以上のように、ECサイトでのChatGPTの活用方法は多岐にわたります。ECサイトの運営目的に合わせた活用方法を検討し、最適な方法を導入することが重要です。

(実際の画面はこんな感じです!)


組み込みの実現性は?

なるほど!たしかにこれだけ高性能のAIであれば、ECサイトにも活用できそうです。
しかしながら、上記のようなことを実現するには、自社ECサイトとChatGPTとを連携する必要があったり、ChatGPTに読み込ませるデータを自社内のデータに限らせる必要があったりと、まだまだこれからの技術になりそうですね。

しかしながら、テクノロジーの進化スピードは早まっているので、実現まではそう遠くないかもしれません。


ChatGPTをFAQに活用する

面白いなと思ったのは、1番目に表示されたFAQ(よくある質問)への活用です。

ユーザーからの自動回答には前述したようにいくつかハードルがあるのですが、「文章を利用する」という意味では、現時点でもかなり実用性は高いのではないでしょうか?

「よくある質問」ページというのは、返品に関することや商品の取り扱いについてのことなど、若干の差こそあれど、ショップごとにそこまで大きな違いがあるわけではないかと思います。
(もし独自の商品特性があっても「○○の取り扱い注意点を教えて」など個別に入力すれば良いだけですもんね。)

特に、ショップを開設したての頃には、まだまだお客さんからの問い合わせが集まっていない状態ですが、ChatGPTでサイトに関するよくある質問を生成してもらい、少し加工すればかなりショップ開設の手間は省けそうですよね。

ChatGPTを利用ガイドに活用する

他にも、いわゆるテンプレート化された「利用ガイドの文章」や、「特定商取引法に関する表示」のページ、「プライバシーポリシー」など、ECサイトで掲載すべきテキスト文章というのは書くのが面倒な部分も多いですよね。

これをChatGPTに「たたき台」を作ってもらえれば、文章づくりの手間はかなり軽減されるのではないでしょうか?
(もちろん、生成された文章はちゃんとチェックしてご自身のショップ用に加筆修正してくださいね。)


まとめ

今回は取り急ぎ、実験結果の報告でした!
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また良い活用事例がでてきたら、随時シェアしていきたいと思います。


編集後記:追加情報

上記の記事を書いた後に、
「もしかすると既に、自社ECと連携させる機能や、データの参照元を制限する方法って用意されているんじゃないだろうか?」
と思って、さらにチャトってみました!


Q. ChatGPTをECサイトに組み込む方法は?

A.ChatGPTをECサイトに組み込む方法は、以下のような手順で行うことができます。

1.ChatGPTのAPIを取得する

まず、ChatGPTのAPIを取得する必要があります。APIを取得するには、OpenAIのWebサイトでAPIキーを取得する必要があります。APIキーを取得するには、OpenAIのWebサイトでアカウントを作成し、APIキーを発行する手順を踏む必要があります。

2.ECサイトのシステムにAPIを組み込む

APIを取得したら、ECサイトのシステムにAPIを組み込む必要があります。組み込み方法は、ECサイトの開発言語やフレームワークによって異なりますが、APIを呼び出すためのコードをECサイトのシステムに追加することで、ChatGPTをECサイトに組み込むことができます。

3.ChatGPTの応答を設計する

ChatGPTが返す応答の内容を設計する必要があります。ChatGPTは、与えられた質問やキーワードに基づいて自動応答を行いますが、応答の内容や形式は、ECサイトの運営目的や顧客ニーズに合わせてカスタマイズする必要があります。また、ChatGPTが返す応答を自然言語処理によって解釈しやすい形式に変換する必要がある場合もあります。

4.ChatGPTを実際に運用する

ChatGPTを実際に運用するには、テストを行い、運用前に問題がないことを確認する必要があります。運用中には、ChatGPTが返す応答の精度を監視し、必要に応じて改善を行うことが重要です。

以上のように、ChatGPTをECサイトに組み込む方法は比較的簡単ですが、適切な設計と運用が必要です。

(実際の画面はこんな感じ)

だそうです。
おぉー、やっぱAPIがすでに用意されてるんやん!!
ついでに以下のような質問もしてみました。


Q. ChatGPTの参照元を自社内のデータだけに制限する方法は?

A. ChatGPTの参照元を自社内のデータだけに制限する方法は、以下のような手順で行うことができます。

1.自社内のデータを整理する

まず、ChatGPTが参照する自社内のデータを整理する必要があります。ECサイトの場合、商品情報、注文情報、配送情報などがChatGPTの参照元となる可能性があります。これらの情報を整理し、必要な情報を取り出しておきます。

2.自社内のデータをデータベースに登録する

自社内のデータをChatGPTが参照できる形式に変換し、データベースに登録する必要があります。自社内のデータベースにアクセスできるようにするために、データベースに接続するための認証情報が必要です。

3.データベースにアクセスするためのAPIを作成する

データベースにアクセスするためのAPIを作成する必要があります。APIは、データベースにアクセスし、ChatGPTが必要な情報を取得するための橋渡しを行うものです。APIを作成する際には、セキュリティに配慮し、外部からの不正アクセスを防ぐために必要な措置を講じる必要があります。

4.ChatGPTに自社内のデータベースのAPIを組み込む

ChatGPTが自社内のデータベースにアクセスできるようにするために、自社内のデータベースのAPIをChatGPTに組み込む必要があります。APIを組み込むためには、ChatGPTの開発環境にアクセスし、APIの呼び出しを行うためのコードを追加する必要があります。

以上のように、ChatGPTの参照元を自社内のデータだけに制限するには、データの整理やAPIの作成など多くの手順が必要です。ただし、これらの手順を踏むことで、セキュリティを確保しながらChatGPTを自社内のデータに限定することができます。

(実際の画面はこんな感じ)

だそうです!
自社データベースにアクセスさせるとなると、たとえば「FAQで顧客情報についての質問をされたら、情報漏洩してしまった!」といったセキュリティ問題の勃発が容易に想像できますので、
通常のEC用のデータベースとChatGPT参照用のデータベースとは、分けて運用したほうが良さそうですね。


編集後記まとめ

ここまでくると、この記事がかなり技術者よりの内容になってしまって不本意なところですが、とりあえず「連携できるよ!」ということがわかりました。

でもセキュリティを含めた技術ハードルはまだ少し高そうですので、まずはテキスト文章の利用からはじめてみると良いのではないかと思います。


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