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パープル・ユニヴァーシティー~ダニエル・ドール監督を迎えて

パープル・ユニヴァーシティー~ダニエル・ドール監督を迎えて
 
【Thanks For Coming To Purple University~Welcome Mr. Daniel Dor】
 
歓迎。
 
二重作拓也さんが不定期(とはいえ、月1程度には開催)に開催しているプリンス研究会『パープル・ユニヴァーシティー第16回』で、映画『ビューティフル・ストレンジ(原題「ミスター・ネルソン・オン・ザ・ノースサイド」)のダニエル・ドール監督を招いて、トークショーを2024年6月8日(土)、埼玉県朝霞市ニュー・パワー・スタジオで行った。第一部は二重作さんとドール監督の2人トーク。第二部は吉岡が司会となり、ラジカル鈴木さん、落合玲子さん、ダニエル・ドール監督、遠藤あいさん(通訳)で約50分、主に質問をして答えてもらった。
 
第一部第二部ともに後日ビデオが公開される。
 
第一部のユーチューブ。
 
Purple University約40分28秒 2024/6/10
"Prince Day" talk, Daniel D'Or × Takki 映画『ビューティフル・ストレンジ』のダニエル・ドール監督が紫大学にやってきた!

(自動字幕が英語と日本語ででています)
 
ドール監督は、これまでのキャリアなどを語り、今回の映画は、プリンスのセレブレーション、プリンスのことを次世代の人たちに伝えるための作品という趣旨を強調した。また、製作が進むにつれどんどんとプリンスとその音楽に惹かれ、のめりこむようになったという。
 
また第二部では、順にラジカル鈴木さんからの質問、落合さんからの質問に答えた。
 
ラジカルさんとの質疑応答。
 
「一緒に仕事をした人の中にウォルター・ヒル監督の名前がありましたが、どのような仕事をされたか。ウォルター・ヒルは1984年に『ストリーツ・オブ・ファイアー』をだしてますが」
 
「なんで、そんなこと知ってるんだ? (笑)映画界というのは意外とみなさんが思うほど広くなく狭い。あちこちで出会ったりする。ヒルとはちょっとしたアシスタントをしたことがある」
 
また、メンターに思っている人は誰か、という質問に、今回の『ザ・ウェイ』を運営していたスパイク・モスやベット・ミドラーなどをあげ、お世辞なしで、プリンスと明言。また映画監督では、シドニー・ルメット、アル・パチーノなどをあげていた。
 
また、ボブ・マーリーの映画を撮る話もあるそうだが、と尋ねると、「すでに、ボブの映画はでてしまったので、どこにフォーカスすればいいのか、ちょっとわからないので、映画製作にはるかどうかはわからない」とのこと。
 
続く落合さんは、「プリンスの曲がちょこちょことかかったりしてますが、それはエステートの承認をもらったのでしょうか」と質問をした。
 
「エステートは2つの条件をつけてきた。一つ目は、『この映画はエステートとは関係ありません』と映画の冒頭で表記すること、二つ目はプリンスの曲は使わない、ということだった。ただ(映画を製作していくうちに)どうしても使いたい曲がでてきたので、それはエステートに頼み込んだ。結果、2曲が許可が下りて、映画の中にはいっている」
 
そうやってはいった曲が「ザ・スイーター・シー・イズ」とモントルー・ジャズ・フェスでのライヴからの「エンプティ―・ルーム」だった。
 
僕は時間がなくなり、ひとつだけ。「今回の作品は68分と短いがプリンスがよくやるように、この映画の『エクステンド・ヴァージョン』を出したりするつもりはないか」というもの。
 
「映像フーテージは膨大な量がある。最初、これは2時間だった、それを90分にして、最終的に68分になった。たしかにあれもこれもいれたいというのはある。一方で、それとは別に今回の制作中多くのすばらしいミュージシャンたちと知り合った。そうしたミュージシャンにプリンス・トリビュートのライヴをここ日本でやってもらい、それを撮影し、出してみたい」
 
という答えが返ってきた。
 
詳細、また後日に。
 



 
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