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4人家族で5年間50カ国世界一周・走行距離12万キロ・無事帰国報告会

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(トップ写真は、アポロ・シアター・アマチュア・ナイトでの仁くんのパフォーマンス、2024年3月27日水曜)

4人家族で5年間50カ国世界一周・走行距離12万キロ・無事帰国報告会
 
【Kumono Family : 5 Years Around The World : Debriefing Party】
 
報告会。
 
2019年6月からキャンピングカーで世界一周の旅にでていた雲野(くもの)ファミリーが、5年間で50カ国を訪れ、2024年5月無事帰国。その報告会を2024年6月25日、品川・高輪の自然食・ヴィーガン・レストラン「きみたんはうす」で行った。
 
今回の報告会は前日にツイッター(X)で見て、なんとうちから徒歩15分の近さだったので、すぐ応募。
 
もちろん、直接お会いする方々は、雲野ファミリーを含め、全員初めて。雲野さんとは、5年前の大西恒樹さんのクラブハウスで知り合い、その後、長男仁くんが今年3月、なんと黒人音楽の殿堂「アポロ・シアター」の特別枠に招かれたというニューズを知って驚嘆していろいろやりとりをしていた。「アポロ・シアター、ハーレムの主」松尾公子さんもご紹介した。
 
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夫妻がこれまでの5年間をざっくり編集した動画、スチール写真などをモニターに映し出しながら、出発から帰国までを簡単に解説。すでに小規模で何回か報告会をやっていたようで、説明・解説も手慣れたものだった。
 
順に世界一周を決めたきっかけから、出発するまで、出発してからの苦労、途中にコロナ禍が起こり、南米に実質足止めされてしまった話、食事中ピストル強盗に遭遇した話、世界各地の美しい景色など、訪れた50カ国の映像がコンパクトにまとめられていた。
 
旅の始まりから途中まで、実にさまざまな幸運な出会いが次々と起こり、雲野家の世界旅を導いていった過程が克明に報告される。
 
特に世界一周を決めた2018年9月から、オランダから日本にやってきてキャンピングカーで旅行をしていた夫妻と2019年5月に知り合い、キャンピングカーでの世界一周旅を決めたあたりは導かれているなあ、ということを強く感じた。その夫妻とは後にドイツで再会する。これもちょっと感動。



 
さらに世界各地で「ワークアウェイ Workaway」というシステムでヴォランティアの家族のところに滞在し、その家族のための手伝いをしながら、一宿一飯を提供してもらうというものの、話がとてもおもしろかった。いずれも、経済的な対価は払わずに、労働などでバーター(交換)する。相手家族と親交を深め、特にケニアのワークアウェイ・ファミリーとの交流はなかなか感動的だった。驚いたのが、ケニアを始めアフリカでは有線電話より、携帯電話のほうが圧倒的に普及しているとのこと。
 
一番驚いたのが、世界各地のガソリンの値段。なんとイランは以前1リットル2円だったものが、10円に値上がりしてた、という。日本では160円くらいだ。雲野家のキャンピングカーは、レギュラーで100リットルはいるという。イランだったら満タンで1000円。日本だと1万6000円くらいか。ただ日本より高い国はほかにもあったそうで、リットルあたり200円、300円するところもあったという。
 
そして、そのケニアでは日本人ヴォランティア、コースケさんと出会い、長男仁くんは彼からマイケル・ジャクソンのダンスを教わり、マイケルに熱中していく。
 
最終部分では、今年(2024年)3月のアポロ・シアターでの仁くんのマイケル・ジャクソンの音楽にあわせたパフォーマンス。これはすでに雲野さんのツイッターやインスタなどで動画がでているが、このシーンはちょっとしたハイライトでもあった。
 
その直前、これも動画で紹介されていたが、仁くんが長く使っていてムーンウォークを練習していた靴に穴があいてしまい、それを捨てる(お別れする)シーンは何度見ても泣きそうになる。
 
仁くんも、御多分に漏れず、アポロのステージ横にある「ツリー・オブ・ホープ」(希望の木)に触れてからステージにあがった。仁君はこう言った。「ステージ上がる前はちょっと緊張したけど、ステージにあがって踊り始めたら緊張はしなかった」。「スポットライト浴びて、ほんとうにサイコーだった」と仁くん。

https://www.instagram.com/reel/C6GboqttQZV/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

 
最後に、仁くんとゆうくんが、ちょっとだけムーンウォークを披露してくれた。





 
主催者の田中さんから「仁くんは将来どんな人になりたいの」と訊かれると、「将来はマイケル・ジャクソンみたいなスーパースターになりたいです」と言って、会場を沸かせていた。
 
ビデオなどをすべて見せてくれ、最後に質問してみた。「この5年の世界一周の旅、もういちど、いつか再度やってみたいと思いますか?」と。
 
すると和さんからは、「いやあ、今現在でも、もう思わないです。年齢もあると思います。今この4人で5年旅しようとは思わないです。体力的に、年齢も含めて、ちょっともうできないかな」、奥さまの秀美さんは「私も、これ以上ないくらい『やりきった感』『本当に悔いがないので』。出発時点で子供たちが2歳と5歳(現在はそれぞれ7歳と10歳)だったからできたような気がします」とも。子供が大きくなったら、この車では4人が寝泊まりは物理的にも無理のようだ。ということは、これは一生に一度の体験、経験ができたんだな、と感じた。
 
最後に旅の総費用についても触れ、5年で2500万円くらいかかった、という。1年にして4人で500万円くらい。日本で生活しても、それくらいはかかるだろうから、いい体験ができてよかった、と振り返る。当初は自宅などを売却したり、退職金などをまとめて2000万円ほど用意したが、足りなかった。その後は、グッズを売ったり、クラウドファンディングをしたりして資金を集めた。
 
これらの体験を書籍、写真集などにして近く発表したい、とのことだった。
 
5年間50カ国、12万キロ(船、飛行機での移動は含まず)の旅。それは最後に秀美さんが言った「たくさん、喧嘩もしたけれど、家族の絆が強まったことがなにより嬉しいかな」という言葉にすべてが凝縮されているような感じがした。
 
おつかれさま、なにより多くの出会いと貴重な体験をして、無事帰ってこられておめでとうございます。
 
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2024年6月29日(土)夕方17時から横浜で報告会
 
ちなみに今週土曜日(2024年6月29日)横浜県民センターで17時から、少し規模の大きい報告会を行う。入場は無料で、ドネーション(寄付)だけでOK。キャパも100人以上入るスペースのようだ。
 
■イヴェント概要
 
イヴェント名 旅は最高の学校! ~キャンピングカーで世界を駆け抜けた家族の冒険記
日時 2024年6月29日(土) 16時半受付開始 17時~19時半
内容 動画紹介・講演・質疑応答・ダンスパフォーマンス
会場 かながわ県民センター2階ホール 
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目24-2(横浜駅西口・きた西口出口から徒歩5分)
045-312-1121
 


 
チケット申し込みは上記QRコードより
 

 

 

左から吉岡、雲野和さん、秀美さん


仁くんとツーショット


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