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オンライン授業で使える無料のコミュニケーションツール(SNS・チャット編)

新型コロナウイルス休校措置への対応として、文部科学省が学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト)を設置するなど、オンライン学習を取り入れる動きが強まっています。

オンライン授業を始めるにあたっては、生徒や保護者との円滑なコミュニケーションや情報共有のツールが必要です。ここでは、オンライン授業で使える無料のコミュニケーションツール(SNS・チャット編)を紹介します。

▽ 無料のSNS・チャット系サービス比較

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新規に連絡ツールの活用をスタートするときには、何より設定が大変です。そこで、クラスの招待コードを発行するだけで簡単に生徒が参加できる、EdmodoやClasstingのようなサービスが取り入れやすいのではないかと思います。また、生徒がメールアドレスを登録せずに使えるものというのも、学校で導入しやすいポイントになるのではないでしょうか。

Edmodo(エドモド):Edmodoは、世界最大の教育プラットフォームです。Edmodoに他の教材コンテンツへのリンクを貼ったり、wordファイルなどをそのまま共有することが可能です。生徒はメールアドレスの登録なしでクラスに参加することができます。登録すれば、保護者への通知も可能です。

classting(クラスティング):Classtingは、先生・生徒・保護者の方が使える教育機関向けのコミュニケーションツールです。学級通信や欠席連絡などのオンラインでのやり取りが可能。シンプルでクローズドな学校SNSです。

まなびポケット:まなびポケットは、全国の公立学校で利用されている教育クラウドサービスです。掲示板やファイル共有の機能を使って、先生ー生徒ー保護者のコミュニケーションが可能です。また、まなびポケットでは、各社が提供するデジタル教材・授業支援ツールが「プラットフォーム」に接続しています。つまり、まなびポケットのIDひとつで、様々な教材へシングルサインオン(SSO)でログインすることが可能になり、アカウント管理が簡単になります。

[休校対応] 提携コンテンツの無償提供(2020年5月31日まで)

Google classroom:Google Classroomは、グーグル社が提供している教育現場での先生と生徒間のやり取りが簡単にでき、質問等のやり取りやデータの共有ができるサービスです。Googleアカウントを持っていれば誰でも利用可能です。学校向けに無料で提供されているG Suite for Educationで、Googleアカウントの取得が可能です。

[休校対応] G Suite for Education遠隔学習支援プログラム(Chromebook 貸し出しなど)

[新型コロナ対応] Hangouts Meet(250人まで利用できるビデオ会議)の無償提供(2020 年 7 月 1 日まで)

Slack(スラック):Slackはチーム内でのコミュニケーションツールとしてIT企業などでも利用されているチャットサービスです。

Chatwork(チャットワーク):Chatworkは、チャット機能やファイル送信機能など、ビジネスコミュニケーションに特化したチャットツールです。

LINE WORKS(ラインワークス):LINE WORKSは、LINEおなじみのチャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、仕事で活用できる充実した機能を揃えた「ビジネス版LINE」です。

Slack、Chatwork、LINE WORKSは、ビジネスでもよく利用されるチャットツールです。

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こちらの記事では、「ビデオ会議編」を掲載しています。

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・2020/4/8 Slack、Chatworkのアプリ対応について修正しました。

・2020/4/9 生徒のメールアドレス登録 の表記を変更しました。


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