はじめまして
えびづきといいます。
つい数日前まで、4年ほど大手フォワーダーで貿易事務&反響営業として働いていました。
これを見ている方は「貿易事務でこれから頑張っていきたいな」と思っている、と~~ても、とても真面目な方でしょうか?
それとも、新卒でとりあえず内定もらって配属決まったけど、全然仕事のことわかんねぇwやばwwという、内定取得者の方でしょうか?
大丈夫です。私は後者の人間でした。
今でも新卒採用の時のことは覚えています。
正直、就活の軸なんざ知らねぇ!と二転、三転しながら、とにかくネームバリューで就活をして、何とか掴んだ内定が、この大手フォワーダーでの貿易事務のお仕事でした。
私の場合は、初回配属が必ず国際海上輸送での採用と決まっていて、大手にしてはどんな仕事をやるか決まってるのラッキー★とは思っていたのですが……
「そもそも国際海上輸送って何……????」
ぶっちゃけ言うとそんな感じで入社しましたw
(新卒は期待採用だから、当時の考えの甘さは許してください)
いやー、なんか英語使えるし~(1年ほど語学留学してました)、貿易って響きかっこいいし~、まあここでいいかな~~という、今思うとしばきたくなるような甘い考えで、私は内定を受託したのです……。
そんな甘い自分が入社したら、どうなるかわかりますよね?
この専門性の高いお仕事では、そんな甘ちゃんは酷い目に合うわけです。
「業界用語多すぎて意味わかんないんだけど!?」
「法律多すぎwwwwwww」
「コミュニケーション難すぎwwwww」
気づくと、残業まみれの酷い生活に……笑
(まあ、ちょうど私の時は人員上の問題もあったのですが)
そこから死ぬ物狂いで勉強して、1年経った頃には基礎は把握。3年経った頃には鼻歌でも歌いながらコンテナをさばけるようになりました(嘘です。なんとか!さばけるようになりました)
ただ、そこで勉強しながら思ったことは、「貿易事務の仕事内容についてわかりやすくまとまった教材がいかに少ないか」ということです。
通関士についてはもちろん通関試験の問題集がありますが、貿易実務についてはあまりいい問題集や用語集のものが少なく、難解か、もしくは簡素すぎるかのいずれかになってしまっているのが実情だと思います。
貿易実務検定と呼ばれる資格試験もありますが、貿易実務検定は商社やメーカーの業務範囲も含んでしまっているので、正直試験として取り組む分には勉強にはなりますが、フォワーダーで働く人間への即効性は低いと感じました。
私は今現在、別の仕事をやってみたいと思って貿易事務はやめてしまいましたが、事務職で働いていきたいと思っている人にとって、貿易事務という仕事は専門性が高く、ちょっとやそっとじゃ食いっぱぐれない、とても魅力的な仕事です。
また、海外で働くことを視野に入れている人や、商社やメーカーには新卒では受からなかったけど、物流会社で知識を蓄えて、転職したい!と思っている人にも、とってもいい仕事だと思っています。
このnoteでは、私なりに国際海上輸送の輸出や輸入についての貿易事務としてのお仕事内容をまとめて、用語や仕組みなどを解説しながら、少しでも貿易に関心がある、関心を持たなくちゃいけなくなってしまった人たちのサポートをしたいと思っています。
是非、私の経験内容ではありますが、参考にしてください。
よろしくお願いいたします!
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