52秒に1回の衝撃

来年立ち上がる予定の事業は
経営診断に心理学的なアプローチを
掛け合わせたものである。
人工知能が辿り着けない
領域に切り込んでいこうとしている。
まず古典から現代まで
古今東西の心理学を網羅してやろう!と
私は意気込み世界中の心理学を
かいつまんだ書籍をゲットした。
ふむふむ読み進めていると
ショッキングな統計データに出くわした。
男女の性差に迫る心理学研究だが
男はなんと52秒に1回性的なことを
考えているそうである。
7時間寝ると仮定すれば
1日に約1,200回もエロいことを
考えているということだ。
いや眠っていても
卑猥な夢を見ているではないか!
私は視界に入る男どもを片っ端から
あおり運転の宮崎容疑者ばりに
「このケダモノ!このケダモノ!」と
殴りまくりたい衝動に駆られたが
哀しいかな私も男であるという
事実を突き付けられその拳を
自分にも向けなければならぬことを知り
全身脱力して地にひざまずくのだ。
女は1日に1回しか
性的なことを考えないという。
1,200分の1である。
本当なのだろうか??
話せばエロトークが
止まらないオナゴもいる。
個人差があるような気もする。
どれくらいそういうことを
考えているか聞くわけにはいかないし
このトピックは永遠に謎のままだろう。
オスは撒き散らすことができ
メスはたった一つを受けるという
生物学的構造が精神構造に大きな影響を
与えているだろうということは
容易に想定できることだが各々が
何をどう考えているかは知る由もない。
心理学は哲学を母とし
生理学を父として
独立した科学として産まれたと言われる。
学問と学問が交配して産まれたのだ。
私は神ではないので
交配の結果のその先を
瞬時に解明する超能力はない。
生命体にとって「交配」は
ただただ神秘で包まれているのだ。
神秘は神秘のままに。
ひとまずそれでいいだろう。
神秘のままにおぱぱするべきなのだ。

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