書き殴ると恥ずかしい?

酔っ払って詩や文を書き殴り
翌朝それを読み返したら
恥ずかしくなり破り捨てた。
というようなことをたまに聞いたりする。
私も放屁芸術家の端くれとして
趣味レベルではあるが
曲をちょいとつくったりして遊んでいるので
何かを書き殴ったりもするが
読み返して恥ずかしくなり
破り捨てたことは一度もない。
それは狂っているからだよと言われたら
そうですね〜としか言いようがないが
破り捨てるとはどういうことなのだろう?
「あの子がスキだキスしたい!」とか
「ああ大変思いが止まらない!」とか
破り捨てる人はそんな類いのことを
書いているのだろうか?
それならば破り捨てたくなる
チモキはわかる笑。
それは詩なのだろうか?
欲望を見える化しただけである笑。
自己の感情を超現実化し
狂乱の世界で
時空の感覚も吹き飛ばして
文字を書き殴れば
無意識の世界が何かを語り出し
思いもつかなかったことが
内部から出てくることがある。
感情や欲望を捻じ曲げグニャグニャにし
狂乱の炎の中で書き殴るのだ!
超現実世界から言葉を発すれば
恥ずかしいことなど何もない。
そこには真実か欲望か虚偽か狂気か
破り捨てることのない
秀逸な詩が産まれてくるであろう。

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