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評論家にならずに実務家になれ

仕事をする人は2種類。実務家と評論家。実務家は前にぐんぐんとススメる力が大きいのに対して、評論家は高見の見物的な発言が多く船を後ろに漕ぐチカラになってしまいます。それを本人も気がついていないことが多いのです。この評論家的なヒトは自分で実務の現場を嫌がる傾向にあるので、形成が悪いと「ヒトのせいにする」ことが多いのが特徴です。

この評論家タイプが中間管理職になるとひたすら厄介。仕事をふるときに必ず「〇〇君の成長のためにぜひ経験してほしい」という綺麗ごとを言って部下にムカっとされてしまいます。ヒトはコトバではなくて、行動を見ています。上からの自分の評価に敏感なくせに、部下からの評判に鈍感なのがこのタイプ。上しかみていないのです。

サッカーに例えると、評論家は試合の観戦ばかりして「あそこがダメ」とかいうヒトです。実務家はチームを強くするために自分のやるべき練習をする人です。試合経験のない人がいくら試合観戦をしていても、チームのための戦略を立てることは難しいのです

評論家は、やたらと他社の動向を知りたがります。やたらとセミナーにでたかりがち。そこでの自分のネットワークづくりに熱心です。また業界の有名人と知り合いになろうとします。一方で実務家は自分の目の前の仕事で役に立とうとします。

自分磨きは自分の仕事でしか成し遂げられません。ヒトの仕事、他社の仕事をやたらと評論してしまうヒトは「で、自分はできるの?」と思われても仕方ないです。やたらと業界通なのも考えモノ。あそこは〇〇だ・・とかいう前に自分の腕を磨いたほうがいいと思います。

自分の会社を評論家みたいに語ったりする前に行動を変えないと、いつまでも周囲から信頼を得られない人になります。また変えられる人を知っているだけではダメで自分ができないとです。コンサルタント的な仕事をする人をカッコいいという風潮がありましたが、評論家ではダメだと思います。

仕事ができる人と言われている人は全て実務家。「評論家」が周りにもしいたらこうなりたくないなあと思って日々過ごしていたほうがいいと思います。読んで頂きありがとうございます。稼げる実務家を目指してください。


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