モノ言わぬ消費者の声に耳を傾ける
今日のオンライン朝礼の話題は「消費者との距離」と「消費者が使って入れくれているシーンをどう理解するか」でした。売上の数字の上下や、ネットのアンケート調査ではあぶり出せないどう買ってどう使っているのかを実態として理解する方法をメーカーのマーケティング出身者からレクチャーしてもらいました。
当社が全く他のPR会社と立ち位置を変えているのは「広報」サポートや「広報」代行ではなくて、「マーケティング」サポートサービスだからだと思います。「売れるために何ができるのか」を考えていったらPRという手法が一番近道でした。露出や認知だけなら広告のほうが得意です。心を動かすのはPRがもっとも得意とするところです。
PR会社に要求するのが露出だけというのは淋しい限り。もっと頼ってもっと相談してよいんだと思います。クライアントの身近な悩みと困っていることのほとんどは露出ではなくて「このブランド何をとかしたい」です。ぜひホンネでぜひ相談してみてください。
「そもそもどうしてこの商品できたのか」「何で役に立ちたいのか」「どう見られたいのか」を一緒に考えるのはとても楽しい。半世紀、一世紀続く百年ブランドたちを支えてきたのは使ってくれている多くの消費者だからです。その消費者にわかりやすく使い続ける、食べ続ける、選ぶ意味を純粋に届けたいといつも願っています。
一過性の騒ぎや行列だけだと永続的な購買に繋がらないこともあります。ブランドの永続的なファンというのはどっしりとしていて変わらぬ気持ちでいてくれるとてもありがたい味方なんです。
読んで頂きありがとうございました。暖かなので都内の桜は一気に満開ですね。週末は散る桜が見られるかもです。私は風で散る桜がもっとも美しいと思います。マスクをしていても会話できなくても一人花見で季節の移ろいを感じてください。歩きながら俳句なんかを心で詠むのもよいですよ。