受けいれないと前に行けない

先日乗ったタクシーの運転士さんが言っていました「自分の業界は、みんな前みたいに売り上げがあがらないと嘆いています。ですが自分は前みたいにならないと思っているので今あることを受け入れてその場で精一杯努力をしていきます」と。受け入れって大切ですね。

これからの働き方のキーワードは「自立」と「受け入れ」だと思います。会社にいないから、上司がいないから自由ではなくて、会社にいないほうが不自由なこともたくさん出てきました。自立できていないと不安と孤独が迫ってきてしまうこともあるのです。自分の仕事の納品が明快でないと前に行けないこともあるなと思います。現状を受け入れ変化を抗わず、しなやかにいたいと思います。

これからインフルエンザとコロナがダブルで流行るツインでミックが予想されています。ワクチンが出来ても、感染者が落ち着いても全て前のようになれないこともあると思います。特に不特定多数の人が集まって何かイベントをというのは見直されていくような気がしています。また飛込の営業みたいなスタイルも相手が在席していないから難しいかもしれません。

今ある現状を受け入れてそしてその場に一番合うようにカスタムして、ビジョンは持ちつつ変化は受け入れていたいと思います。新しいものにやたら振り回されて、本業の軸足がブレないようにしたいと思います。どの規模の組織でもトップの決断が日々迫られていると思います。

目に見えない脅威を前に正解が見えないでいますが、このようなウイルスの流行は100年に一度必ず訪れていたことで歴史が繰り返されているだけという見方もあります。収束はには毎回2年程度を要していたようです。繰り返される地球と人類の歴史の転換点に今います。バブル崩壊が30前、リーマンが45過ぎ、震災が丁度50。そしてコロナが還暦前です。

ですが私はいつも平和な時代に自由で安全な国に生まれたことを感謝しているので決して悲観していません。この時代だからこそのニーズがあると思っています。たまたまヘルスケアと食のマーケティングサポートを長年やってきているからその専門性と経験が必ず役にたてると思っています。世の中はデジタルとか新しいもの新しいものに流れがちですが、生きると食べると働くは普遍です。普遍的なものの価値を伝え続けます。読んで頂きありがとうございました。