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向いてる向いてないを自分で決めない

60歳過ぎて驚いたことに「運動神経がいい」があります。私の場合、子どものときから足が遅くてドンくさくて体育ができなくてコンプレックスだったのに、今になって同級生のプロのトレーナーから、スクワットを一度見ただけで競技をやらないともったいないと言われるほどの運動神経の持ち主と言わてれいます。それは現役アスリートの方も含めスポーツを教える方に何人にも言われます。「上手い」と。未だに筋トレの上手いがわかりません。

股関節が柔らかい、膝が前を向いていて手足がまっすぐ、背中の肩甲骨を場所によって動かせる神経がある、足の親指の付け根の母指球にきちんと体重が載せられるなどで運動神経が良いと言われています。運動神経は無意識で身体をもっとも効率よく動かせる神経のことだそうです。

中学とかでそれを誰かに気が付いてもらったら違う人生が歩めました。全身の連動が上手いから投げる陸上競技と瞬発力の必要なレスリングとかの格闘技に向いていたそうです。

筋力と体力は同世代よりはある方ではありますが、階段で息切れするし運動神経はゼロだと確信していました。毎週末のトレーニングも寝たきり防止程度の気持ちでしたが、向ていると言われて少し続けようと思いました。

自分では向いていないと思っていたことが実は向いているということもあります。なので仕事も苦手とか人よりダメと思っている事が、神様からもらった才能で実は圧倒的に向いている場合があるのです。

だから向いている向いていないは自分で判断しないようにしてください。但し社風と仕事の向いていないを混同しないでくださいね。例えば金融の場合、この支店が嫌いだけど、仕事が好きというのはあります。そんなときには早まらず、割り切ってキャリアを積むか、他に行くのかもあります。支店異動の場合は、どこにいっても一緒だな的になる場合もあるので注意が必要です。だとしたら慣れているところのほうがよかったりします。

向いていないと向いているはその仕事を何十年もやっている正直なヒトに判断してもらうとよいと思います。自分で決めるのはもったいないです、キャリアチェンジはいくつになってもゼロからのスタートになることもあるからです。向いている仕事は楽しいですよね。向いている仕事に出会い、周りから向いているねと言われてくださいね。向いてるねと言われて天職になれるのです。


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