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ラクの定義は素養に合っているかどうか

40年前にほとんどの方が13万で免許をとれた時代に30万かかった私は未だに運転がほとんどできません。「クルマは慣れれば大丈夫」は嘘です。苦手なものは苦手のまま。手先が不器用なのでネギの小口切りは未だに繋がっていてジャバラです。運転ができなくても都内ならそれほど不便はないし、ネギは買ってきたもので済ませています。苦手なものはずっと苦手なんです。

苦手なことを何度練習して克服しようと思っても神様から貰っていない能力は、なかなか人並みになれません。苦手なものを「あれもできない」「これは苦手」と諦めるのではなくて、知っていたほうがヒトに聞くとか任せる気持ちが沸いてきてミスを減らせると思います。

しかし苦手なことを克服しなければ日々の仕事ができないのならば普通になるまでやってみてくださいね。

一方困る苦手もあります。「ヒトが苦手」「考えるのが苦手」です。どんな仕事もヒトと関わります。但し話すのが苦手なら一人で完結できる仕事を選ぶか、メールとかでやればよいと思います。考えるのが苦手ならばマニュアル通りの仕事を選べばいいと思います。どちらも言い切られると一瞬なかなか困ってしまう苦手なモノです。

会社や仕事が自分に合っているから「ラク」なんだと思います。ラクとは手抜きを指さないのです。例えば私は3000字の文章を書くのも40ページの企画書を書くことも慣れているのでそれほど苦にならないのですが、苦手なヒトには途方に暮れると思います。私も苦手なことをプロしてやれと言われたら途方にくれます。

営業マンなら初めてのヒトと何人とでも話せると思いますが、シャイなエンジニアにとっては苦痛。苦手を認めてしまうと、できることで頑張ろうと思えるから不思議です。読んで頂きありがとうございました。若いときに「むいていないかも」「できないかも」と色々悩んだ経験からこのようなことを書かせて頂いています。

でも向いているか、向いていないかはやってみないとわからないことばかり。若いうちにやってみるのはとてもいいことですよ。頑張ってください。

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