転職や異動は転校生。自分から話しかけないと居心地はよくならない

父が転勤族で私は小学校を3つ行っています。栃木、山口、杉並と2回転校しています。2年生の夏休みの1回目の転校で栃木から山口の海沿いの町に転校。誰とも話せませんでした。仲間はずれではないけど、放課後に一緒に帰る人や話す人がいないから市立図書館で本ばかり読んでいました。田舎の小学校のクラスメイトは、みんな幼馴染だからよそ者が入るスキが無いんです。クラス替えをした3年生からは友人ができてやっと学校の居心地が変わりました。

前回の反省を生かして6年生で2回目の転校。田舎から都会きた転校生は、自分から話しかけないと誰も相手してくれません。少しおしゃれな都会女子は話しを面白くしないと輪にはいれません。得意のテレビネタ、昭和歌謡替え歌で早く馴染むことができました。働きはじめの20代。お茶目と笑顔で愛嬌でなんとか楽しくのりきりました。

新卒で入った部署や、異動先、転職先の新しい居場所で、お客様的に8時間を過ごさないようにしてください。ソワソワ、ザワザワとしていてもなかなか仕事にならないどころか言われたことを、雑談レベルでも怒られたとか、注意されたのかとか、過敏に反応しちゃうんです。自分からリラックスして話しかけないと居心地は変わらないのです。

性格は変わらないし相性も変わらないけど居心地は変わります。居場所は自分で作るんです。居心地をよくするのは簡単。隣の席の人と話しながら役に立つように動くだけ。

リラックスしていないと集中できません。新しい場所で、周りから経験をもらわないともったいないんです。経験を借りて成長する。世代を超えてチームになるのが楽しいんです。自分を意識しちゃうより周りを意識してください。意識が自分にあると会話が成立しません。目の前の人を楽しませるには、目の前の人に興味をもち自分から話しかけること。難しい時はまずは元気よく挨拶をすることから。

人の目を気にしたり、顔色を伺い過ぎてしまう癖は自分ばかりを見ている証拠。そして良いも悪いも人と較べないと決めてしまってください。上や下を見出したらキリがないんです。

組織の人と馴染むためには、周りの人を見て会話に参加してください。好きなランチ、好きな街、推しの話しとかをしてれば気軽に話したくなります。人見知りはみんなあります。実は私もあります。人見知りは当たり前。それを受け入れ明るく振る舞うと自分の居心地がびっくりするほど変わります