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女性の働き方と多様性

私が社会に出たときは女性は男性のアシスタントやお茶くみ。寿退社が当たり前で長居無用。女性の仕事は花嫁修業の一環という風潮は歴然とありました。最初に入った会社でお茶やお花も教わりました。それは近年で劇的に改善されたと思います。定年まで勤めあげた女性もたくさん知っています。私の取引先は管理職を望む女性はそうゆうポジションに登用されておられます

それぞれの会社の事情によりますが、女性管理職が少ないことだけ言えば実はご自身が家庭優先を望まれているケースも多いように感じています。弊社の総務の女性は週2回14時まで勤務。それ以外は在宅ワーク。仕事ができるし信頼できる方です。子育てを優先したいというので尊重しています。この方がフルタイムを望まれたら多分どんな会社でも管理職になられる能力は十分にあると思います。これが女性の管理職や取締役が少ない原因の一つかもしれません。能力ある方は評価されているにも関わらずフルタイム勤務を望んでないこともあります。

PR業界全般に言えることですが、女性管理職は相当多いのです。但し一部の広告とマスコミ、ITの保守管理等は男性管理職が多いのも事実です。24時間勤務があり残業は当たり前。海外出張もある現場は子どもができた時点で「周りにご迷惑がかからないように」と自らシフトを変えてしまうのです。1部のマスコミ業界だけ言えば、30歳までに体力的に続かないと卒業されたり、日々本番の緊張を強いられることが多くメンタルが疲労してしまうこともあるそう。生理学的に筋肉も多く身体も大きく体力的に優位な男性が40代まで残っている気がしています。

また土日が休みでない流通やホテル、観光業界などの現場も同様です。学校や保育園が休みの週末に子どもと自宅で過ごしたいからと週末勤務が免除される雇用形態をチョイスされる方も多いと聞きます。弊社の10年以上ご一緒した女性管理職の方は旦那さんの転勤で退社しました。このように家族を優先されるケースがほとんどです。女だからではなくて、ママとして子どもと一緒にいたいんです。理解するし応援しています。

「女だてらに生意気だ」「男や上の言うこと聞け」的な発言はなくても空気ムンムンで封建的でエバルおじさんが多い職場に知らずに入ってしまったら早い段階でキャリアチェンジもありです。40年続く仕事ライフを気持ちよくのびのびと活躍してください。出る杭は打たれるというコトワザを実感している女性は実際多いと思います。威張るのは自分に自信のないおじさんがやることだと思います。


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