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リモート勤務が向く人向かない人

時間が自由になる、通勤時間を有効に使える、上司と顔を合わせない。リモートの働く側のメリットです。会社側は高い家賃を払わなくていい、通勤交通費もいらない、残業代もかからない、地方の優秀な社員を確保できるというメリットがあります。

例えば千人の社員がいる企業でリモートにより交通費を1人月2万円を削減できたら月に2千万削減。残業代が10万なら1億です。固定費を月に1億以上下げられることは会社側にとってメリットがあります。家賃を月に5000万下げられたら年間6億の経費削減です。コロナが落ち着いてもリモート継続というのはこうした背景もあることに働く側があまり関心を寄せていないのです。

リモート勤務で、8時間のうちに7時間はテレビを見ていた人、毎日近所のカフェで友達と遊んでいた人、家族とスーパーや公園にかなりな時間を出かけていた人とって「バレたらヤバい」「もう電車で通勤できないかも」だけでなく「自分の仕事がない」「自分がいなくても会社が回ってしまう」が一番怖いことだと気づけていないのです。今の時代クビにはならずとも、収入が減ったり居心地が悪くなるのは避けたいもの。

8時間自宅にいてオフィス同様に自宅で効率と生産性を上げられる人は少ないです。自立には経験と知識が必要だからです。例えば新規営業なら獲得数字が上がっていればいいがルートセールスならば結果が見えにくいはず。エンジニアやクリエティブの方なら本数で縛れますが、進行管理とか何となくチームでやってきた方にとっては成果物の見せ方が問題です。

若くて「リモート=サボれる」という思考の方は実はリモートに向いていません。「リモート=集中できる」という方にはいいと思います。また孤独に弱い方もいます。1人暮らしの方はなるべくオフィスで仕事をされたほうがいいと思います。孤独感が強くなってしまうと効率が下がるからです。やる事やってるから何でもよいんだはやはり違うなぁと思います。

自立していたらどこで働こうと結果は出ます。ですが犬が飼い主のそばで熟睡するように誰かの目があったほうが生物学的には安心しますよね。部屋で淋しければカフェ等もいいと思います。リモートに向いてるのかどうなのか、自分は成長できるのか等を考えてみてくださいね。色々な働き方がある時代ですから是非に


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