見出し画像

小さなミスが大きなトラブルに発展することもある

以前、記憶に残るほどに振り回されたトラブルがあります。あるお取引様がクライアントの広告出稿のスケジュールを飛ばしてしまい、気が付いた時にはどうにもならず、追いつめられた担当は窮鼠猫を噛み全部うちのスタッフが忘れたことにしてしまったのです。自社内で責められたらしく、弊社に「お金で保証しろ」「謝罪をしろ」的な感情的かつ一方的なメールがきて驚きました。

そこで落ち着いてスタッフとメールのやりとりを全て出力して時系列で貼り付けて顛末表を作ってみたのです。そしたらスケジュールを丸ごと飛ばしていたのが先方様であることがわかりました。あれほどまでに高圧的だったのに急に黙ってしまいました。謝罪もしてこなったですが・・。

この案件はメールの分析がなければスタッフのミスと片付けられそうでした。スタッフを信じていてよかったですがこの対処に2日くらい振り回されてしまったように記憶しています。

「おっちょこちょい」が原因で、うっかりミスを重ねてしまうことがあります。「忘れちゃった」程度のことなのにそれが大きなトラブルになって、周りを巻き込んでしまうと自信がなくなったり、周りに申し訳なくなっていたたまれなくなって仕事そのものから逃げだしてしまう人もいるようです。

忘れっぽいヒトならメモしようとか携帯を利用しようという自衛策もありますがうっかりやさんはそれさえ忘れてしまうこともあります。「間に合わなければゼロ円」。広告代理店のときに勝手に自分に言い聞かせていた標語です。スケジュールが間に合わないは絶対あってはいけないことだと思います。

前向きからくるうっかりは誰でもあります。但しミスをしたとしても周りがケアしてくれて大きなトラブルに発展しないようなチェックシステムが理想です。「誰かのせい」にしてもあまり意味がいないから、犯人を捜すよりも仕組みを変えることです。

読んで頂きありがとうございました。「うっかり」しやすいヒトは絶対自覚しておいたほうがいいなと思います。私もそうなので周りに助けてもらっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?